映画「ワイルドスピード」に象徴されるアメリカでの“スポコン”ブームは一段落し、新たな日本車のトレンドはチューニングの原点回帰のようです。


今回、SEMAショーでHKSが展示していたのはR35GT-Rエンジンのフルタービンキットでした。


ビストン&コンロッド、ハイカム、インジェクターなどを組み込んだ究極のスペシャル仕様は地元カーマニアから注目を集めていました。『R35 GT800+』という名称からも分かるように、800馬力オーバー+100kgのトルクを発生するモンスターエンジンに仕上げていますよ!!


もうひとつの目玉は、車両展示を行ったホンダS2000用のスーパーチャージャーキット『AP350S』。SC本体に高性能なクランクプーリーやオイルクーラー、燃料ポンプ、インジェクターを組み付けることで劇的なレスポンス向上とパワー&トルクアップを実現。もちろん吸排気系パーツもHKSの自信作です。


スペースとしては大きなブースではありませんでしたが、HKSの存在感がたっぷりと味わえる充実した展示内容でした。SEMAショーに出展したHKSは、アメリカ現地代理店二社と契約を結んで新たなステージでのチャレンジに挑みます。


そうそう、HKSといえば、来年1月の東京オートサロンにも久々に出展することが決まっています。HKS設立40周年を記念した展示やニューアイテムの登場に期待したいところですね!!!!!!


(南風よしお clicccar編集部)


 



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