「当社はこのプロジェクトXでリードタイムが15日から8日に短縮され約50%削減できました。在庫は20%以上削減できました。結果的に保管庫のスペースも10%削減でき、トータルでXX億円の定量的な効果を出すことができました。」


「当社は滞留在庫が500万円あったものがプロジェクトXの結果50万円に削減しました。またリードタイムも当初の7日から4日に大幅に短縮することができました。」

「我が社はリードタイムが20日から14日に短縮しました。また客先納期遵守率が100%となり、優秀サプライヤとして大手取引先4社様から年間表彰を受けました。」

「弊社はプロジェクトの生産改善により不良率の大幅な改善を実現し、約30%の在庫削減を行い前年比50%の増益を果たしました。」
前回ご紹介したプロジェクトXが画期的であるポイントは5つほど上げられます。
その中でも一番大きなポイントは『大きな効果』がでていることです。
ここに上げたのは発表会でプレゼンされたプロジェクトの成果の一例にすぎません。リードタイム短縮、滞留在庫削減、不良率低減、納期遵守率の向上、生産変動に対するフレキシビリティの向上、これらの効果が、数%の世界ではなく、ディジット(数十%)単位で実現されていることに驚きを隠せません。まずはこの成果の大きさがこのプロジェクトが画期的である理由の一つと言えるのです。

それでは何故、このような大きな効果が出ているのでしょうか。
私がプロジェクトXの実務推進者である藤元課長に尋ねたところ、このような答えが返ってきました。


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