日本テレビ「心ゆさぶれ! 先輩ROCK YOU」(2日放送)には、バルセロナ五輪柔道金メダリストで、今年4月に総合格闘家を引退した吉田秀彦が出演した。

「みんな、そうだと思うんだけど、(金メダルを)獲った瞬間って、実感ってないんですよ。それが成田空港を降りた途端にぶわーって報道陣がいて、カメラがくるの。“すげー”って思いましたね」と、バルセロナ五輪時を振り返った吉田。加藤浩次が「でもね、柔道って金メダル獲って当たり前的な空気って、日本にあるじゃないですか?それ、めちゃめちゃプレッシャーじゃないですか?」と尋ねるや、「みんな、金メダルしか頭にない。(獲得したら)ホッとします。当時は古賀さんと柔道金メダル獲って、同じ部屋だったんだけど、“これで日本に帰れるな”って」と明かした。

その後は、愛娘にデレデレの父親ぶりを披露した吉田だったが、格闘技に話題になると、「(柔道とは)全く違います。使う筋肉も違うんで。柔道は引くじゃないですか。打撃は打つじゃないですか。背中が筋肉痛になっちゃって」と語りつつ、「負けず嫌い。だから、シウバとやった時も、とりあえず一発殴られてみようと思って殴られたらプチンとキレて、みんな、セコンドも“組め”とか“タックルいけ”とかいうんですけど、僕は殴られてプチンときるから、“この野郎”と思っていっちゃうから、それがあまりよくなかったですね」と苦笑いを浮かべた。

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