易憲容:ドバイショックが中国に与える影響は限定的

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2009年11月30日、中国社会科学院金融研究所の易憲容氏は香港メディアの取材に対し、ドバイショックが中国に与える影響について限定的との見解を明らかにした。
易憲容氏は「ドバイ問題はリーマンショックに比較して、局地的な事件にすぎず、世界経済に与える影響は小さい、特に中国経済に対する影響はさらに限定的になるだろう。」と述べ、ドバイショックによる中国経済への悪影響を否定した。
ただし「マクロ経済政策からみると、ドバイのバブル崩壊は中国の不動産バブルに対して大きな警鐘となった。」と説明。不動産バブルの崩壊を防止するため、決して不動産を投資の道具にしてはいけないと警告した。
(China Press 2009:IT)