父の財布のユルさに母が激怒! 大ゲンカの末、家を出ていった母に姉弟は騒然


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「息子さんが事故に遭われまして」

高校3年生の夏の夜、警察から一本の電話が…それは、1つ下の弟がバイク事故に遭ったことを知らせるものでした。

職人気質でマイペースな父、世渡り上手で肝のすわった母、思春期をこじらせていた姉、そしてヤンチャだけれど誰からも好かれていた弟。ケンカは絶えないながらも、4人家族のありふれた日常は、突然の事故によって一変します。

弟を亡くした悲しみ、変わっていく周囲の人々、真偽不明の噂、少しずつ狂い出す家族の歯車。遺された家族は、後悔や痛みを抱えながらも、それぞれの形で前を向こうとしていきます。

大切な人を突然失った家族の崩壊と再生を描いたコミックエッセイ『16歳で帰らなくなった弟』を15回連載でお送りします。今回は第6回です。

※本記事はきむらかずよ著の書籍『16歳で帰らなくなった弟』から一部抜粋・編集しました。

■毎日戦う家族

わたしと弟は対照的だった


母にも当たり散らしていた


自分の感情をコントロールできず


わしゃーん


父と母は普段は仲のいい夫婦だったが...


うちの家計は苦しいのに何考えてるんや!


買い物カゴに荷物をつめて家を飛び出していく母


弟とどっちについていくかの相談もした


母に何を言われてもマイペースな父と肝っ玉の据わった母


こじらせ思春期のわたし


当時のわたしの家族だ


悪魔のような人にも出会うのだった


著=きむらかずよ/『16歳で帰らなくなった弟』