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 ◇第6回WBC決勝ラウンド 準決勝 ドミニカ共和国1─2米国(2026年3月15日 米フロリダ州マイアミ)

 ドミニカ共和国は15日(日本時間16日)、第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の準決勝で米国と対戦。逆転負けで準決勝敗退となり、3大会ぶりの王者を逃した。試合後にMLBレジェンドたちが“疑惑の1球”について言及した。

 2回にカミネロが相手先発で昨季ナ・リーグのサイ・ヤング賞を受賞した“怪物右腕”スキーンズから先制ソロ。高めスイーパーを捉え左翼席に運んだ。この一発が大会通算15本塁打となり、09年のメキシコを抜いて、1大会の最多本塁打記録を樹立した。しかしその後は無得点で結局、カミネロの一発による1点にとどまった。

 1─2の9回は2死三塁と一打同点のチャンスをつくったが、最後はペルドモが見逃し三振。フルカウントからの8球目、相手守護神・ミラーのスライダーが低めに決まると、球審はストライクのコール。ベンチにいたゲレロやソトはストライク判定に納得がいかないのか、“疑惑の1球”に頭を抱えたり、抗議のジェスチャーを見せたが、そのままゲームセットとなり、呆然。ゲレロは怒りが収まらないのかガムを投げ、感情をあらわにした。

 この試合を全米放送した「FOX SPORTS」のポストゲームショーには、元レッドソックスで殿堂入り指名打者デービッド・オルティス氏(50)、ヤンキースのレジェンドであるアレックス・ロドリゲス氏(50)、デレク・ジーター氏(51)が生出演した。

 ロドリゲス氏は「10センチは低いし、捕手はミットを上げている。あれはストライクじゃない。こんな終わり方は大嫌いだ」と指摘。オルティス氏も「約10センチ低い球で、見逃すには際どすぎる球だった。これはブレイザー球審の判定傾向に沿っていたが、このような試合でこれほど重要な場面において、明らかにストライクではない球で試合を終わらせるのは残念」と厳しい言葉を並べた。

 ジーター氏は「ほぼ間違いなく、次のWBCではABSチャレンジが導入されるだろうね」と次回大会に向けての提言をした上で、「ああいう形で試合が終わるのは、見ていてつらいよ」とコメントを残した。