霜降り明星・粗品(左)と、ダウンタウン・松本人志

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 お笑いコンビ「霜降り明星」の粗品(31)が11日、ユーチューブチャンネルを更新。「1人賛否」企画でダウンタウンの松本人志が女性問題を報じた週刊文春への訴えを取り下げた件に触れた。

 松本を巡っては、2015年に都内の高級ホテルであった飲み会で女性A子さんらに性的行為を強要したと昨年12月、文春に報じられ、名誉毀損されたとして東京地裁で争った。松本が8日に訴えを取り下げ、文春がこれに同意したことが明らかになった。

 粗品ホームページを確認しながら吉本興業が8日に発表した声明をすべて読み上げると、主張が偏らないように文春サイドの声明もきっちりと音読。松本の復帰を歓迎する人と否定的な人が二分する現況を「X(旧ツイッター)で、もう日々激論なんですよ、賛も否も激烈極論やねん、これ。すごい火力なんですよ」と指摘した。

「それこそ僕の意見ないんですけど…」と自身の立ち位置をフラットに起きながら、松本との個人的な関係について「すべらない話の収録の日に僕、結婚してますからね、朝。めちゃくちゃ体張った。あんたがおもろいって思ってやで?」「M−1優勝した時は『松本さんの票入らんかったか』とか」「R−1優勝後のワイドナショーでちょっと笑ってもらったのはうれしかったな」などと振り返った。その上で「いったん終結したということで、お疲れさまでした〜」と松本にねぎらいの言葉をかけた。

 しかし「ただぁ!」と叫ぶと「まだちょっと復帰早ない?」とカメラに向かって首をかしげた。「恩はあるし、褒めてもらってうれしいみたいなのもあったんですけど、復帰早いかぁちょっと」と自身の意見を述べた。それでも「ごめんあの、普通に、どんぐらいイジっていいの? 後輩困惑してますよ、松っちゃん」と苦笑した。

 さらに「てか、松本さんですからね、俺に『もっと嫌なやつなってもいいんちゃうか』って言ったん。覚えてる? 松っちゃんやからな、今の俺がこんなんなってもうたん」とイジってみせた。