「見て損した」「宣伝じゃないか」目黒蓮、ナビゲーター起用の“社会派番組”が途中から「商品紹介番組」に変貌で視聴者がっかり!
11月10日、「Snow Man」の目黒蓮が、特別番組『つたえたい〜僕たちは感染症時代を生きている〜』(フジテレビ系)にナビゲーターとして出演した。
インターネット上では、番組の内容に関して、失望の声があがっている。
同番組は、2020年の新型コロナウイルスの感染拡大から4年が経ったことを機に、感染症対策について考えることを主題においた、1時間のドキュメンタリー番組。
目黒はナビゲーターとして、国立感染研究所や愛知県扶桑町の児童クラブを訪問し、リポートする様子が放送された。ただ、番組後半から内容に変化が……。
「1時間の番組のうち、前半15分ほど、目黒さんが感染症対策に取り組む研究機関や専門家に話を聞く様子が紹介されました。
しかし、後半は飲料メーカー『キリン』が、2023年5月にプラズマ乳酸菌の発見、商品化で恩賜発明賞を受賞したとして、同社の乳酸菌飲料の開発秘話などが20分以上、放送されたのです。
こういった手法は、健康食品を扱うスポンサーの1社提供番組ではよく見られる手法ですが、現役アイドルの目黒さんを使って堂々とやるのは、あまりにも露骨すぎたかもしれません」(芸能記者)
案の定、目黒のファンを中心に、商品を大々的に扱った番組内容について、X上では違和感の声が続出。
《感染症を利用したプラズマ乳酸菌の宣伝番組であった…見て損した…》
《コロナ禍で大変だった、頑張った人達の番組かと思ったら、ヨーグルトの宣伝番組じゃないか》
《キリンはめめをカッコよく撮ってくれて好きだったのにな コロナ特別番組のような雰囲気でプラズマ乳酸菌の宣伝をする手段には失望の念を禁じえません》
辛辣な声が見受けられる背景に関して、前出の芸能記者はこう語る。
「目黒さんは、『午後の紅茶』やビール『晴れ風』など、キリングループのCMに多数出演しています。また、今回の番組を制作したのは、目黒さんが7月期に主演を務めた『海のはじまり』を放送したフジテレビ。キリンやフジテレビが、話題性のある彼を“利用”したように感じた人もいたのかもしれません」
番組では、目黒が2020年にSnow Manとしてデビューし、コロナの影響でグループの活動が制限されたことも語られた。コロナ禍を経験したアイドルであることも、ナビゲーターに選ばれた理由のひとつだと思われる。
ただ、番組のコンセプトには疑問が残る。
「放送前から、感染症対策がメインテーマであることや、目黒さんが現場を取材したことなど、“社会派番組”という側面を強くアピールしていました。ところが、フタを開けてみれば、商品紹介に重点を置くような構成だったので、“だまされた”とがっかりしたファンもいたのだと思われます」(同前)
スポンサーによって成り立っている民放テレビ局とはいえ、視聴者の目線も忘れてほしくないものだ。