今季は得点を量産しているウィッサ photo/Getty Images

写真拡大

ここまでプレミアリーグ11試合を終えて、5勝1分5敗で10位のブレントフォード。失点数は22と多いが、得点数の22はマンチェスター・シティ、トッテナムと同じであり、リヴァプールやアーセナルよりも多い。

そんな火力十分のブレントフォードで英『TalkSPORT』が注目しているのはFWヨアン・ウィッサ(28)だ。9月には2週間ほどの離脱を強いられた同選手だが、今季はここまでプレミアリーグ8試合で7ゴール1アシストと存在感を見せている。

プレミアリーグ第11節のボーンマス戦(3-2)でも2ゴールをマークしたウィッサは2024年に入ってからプレミアで15ゴールをマークしているという。この15ゴールの中にPKでのゴールはなく、同メディアによると、PKを除くゴール数としてはチェルシーのコール・パルマーやリヴァプールのモハメド・サラーよりも多いという。PKを除くゴール数でウィッサを上回っているのはアーリング・ハーランドのみとなっているようだ。

今シーズン絶好調のウィッサは現在得点ランキングでもパルマーに並んで5位タイで名を連ねており、これを上回るはハーランド(12ゴール)、クリス・ウッド、ブライアン・エンベウモ、サラー(3人とも8ゴール)のみとなっている。

チームメイトであるエンベウモがリーグ戦11試合で8ゴール1アシストを記録しており、注目が集まりがちだが、ウィッサも劣らない数字とインパクトを残していると言える。

守備面での改善は必須ではあるが、今シーズンはプレミアリーグ屈指の火力を誇るブレントフォード。絶好調のエンベウモと並び、得点量産体制に入りつつあるウィッサの破壊力も今シーズンの注目ポイントの1つになりそうだ。