佐々木朗希が「MLBにやってくるぞ」 ポスティング決定で米一斉速報…争奪戦に発展か
佐々木は「一度しかない野球人生で後悔のないように」などとコメント
ロッテは9日、佐々木朗希投手についてポスティングによるメジャーリーグ(MLB)球団への移籍に向けた手続きを開始することにしたと発表した。これを受け、米メディアも一斉に速報した。
ドジャースの地元メディア「ドジャース・ネーション」のダグ・マッケイン氏は「速報:ロウキ・ササキがポスティングされることになる。ドジャースは彼を獲得する有力候補とされている」と一報を伝えた。
米メディア「バースツール・ベースボール」はロッテの発表時のコメントの英語版を紹介した。米ラジオ局「ESPNロサンゼルス」にゲスト出演するブレイク・ハリス氏は、佐々木のポスティング申請の手続きが行われることに言及し、米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のツインズ番アーロン・グリーマン記者は「これはビッグニュースだ」と歓喜。米ポッドキャスト「WBC Centra」で司会を務めるショーン・スプラドリング氏は「現実に起きている。ロウキ・ササキがMLBにやってくるぞ」と興奮の様子だった。
2019年ドラフト1位で大船渡高から入団した佐々木は、2年目に1軍デビューして通算64登板で29勝15敗、防御率2.10。2022年には史上最年少での完全試合を達成した。今季は18登板で初の2桁となる10勝5敗、防御率2.35だった。
球団を通じて「正式にポスティングを許可していただいた球団には感謝しかありません。一度しかない野球人生で後悔のないように、そして今回背中を押していただいた皆様の期待に応えられるように、マイナー契約から這い上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」などとコメントした。
“令和の怪物”には今季の登板時もメジャー球団の幹部が視察を行うなど、複数球団による争奪戦が予想されている。(Full-Count編集部)