RKC高知放送

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うその情報=フェイクニュースを見抜く力を身に付けてもらおうと、11月7日に高知市で中高生を対象にした特別授業が開かれました。

インターネット上でうそやうわさなど、信ぴょう性のない情報を流し人をだますフェイクニュース。
土佐塾中学・高校で開かれた特別授業は、フェイクニュースを見抜く力を養ってもらおうと学校が初めて企画したもので、中学1年から高校1年までの約60人が参加しました。

全国で情報を取り扱う講義を開く専門家を講師に招き、2016年の熊本地震の時にSNSで動物園からライオンが脱走したという実際にインターネット上に発信されたフェイクニュースが紹介され、情報発信した人が多くの反応を得るためにこの発信をしたのではないかなど、心理状態を一緒に考えていきました。

その後、実際にフェイクニュースを作成する授業も行われ、生徒たちは生成AIを利用してうその画像を作ったりしてフェイクニュースを作る側の心理や、人はどのようなときに情報に惑わされるかなどを学びました。

特別授業は8日も予定されていて、生徒たちは2日間の講義を通して学びを深めます。