STVニュース北海道

写真拡大

北海道・旭川中央警察署は6日、旭川市に住む30代女性がSNS型ロマンス詐欺の被害に遭い、現金など合計約2150万円を騙し取られたと発表しました。

警察によると女性は今年7月末、マッチングアプリを経由し、日本在住のアメリカ国籍の男を名乗る人物と知り合いました。その後、女性はLINEでやり取りを行い、男から「2人の将来のため」などと偽の投資アプリをインストールするよう勧誘され、投資名目で暗号資産の購入や金融機関への現金振込を指示されました。

そして女性は今年9月5日から11月5日までの間、投資アプリに5回に渡って暗号資産約450万円相当を送金し、さらに投資の利益分を引き出すために偽の投資アプリのカスタマーセンターの金融機関の口座に約1700万円を送金し、合計約2150万円を騙し取られたということです。

女性は送金後、偽のアプリの元となった本物の投資アプリにメールで連絡したところ、取引履歴がないことを伝えられ、詐欺に気づいたということです。

警察は「SNSで知り合った相手から現金を要求された場合は詐欺を疑い、警察に相談してください」と注意喚起しています。