明日の為替相場見通し=米大統領選の開票状況を注視

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 今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、米大統領選挙の開票状況に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=151円00~154円00銭。

 米大統領選はきょう5日に投開票が行われ、順次開票結果が明らかになる見通しだ。明日の東京市場は米大統領選の結果を注視することになるが、民主党のハリス氏と共和党のトランプ氏の支持率は拮抗しており、大接戦となる見込みで明日の東京市場では結果が判明しないことも起こり得る。トランプ氏が勝利すれば、インフレ再燃につながる政策が打ち出されるとの見方からドル高が進むとみられている。一方でハリス氏が勝利なら「トランプ・トレード」の巻き戻しでドル安も予想されている。開票状況次第では荒れた展開となる可能性もある。




出所:MINKABU PRESS