ヤクルト・高津臣吾監督

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プロ野球ドラフト会議が24日に行われ、ヤクルトは愛知工業大の中村優斗投手を単独1位指名に成功。

高津臣吾監督は12球団最速で交渉権を獲得して、「ほっとしました」と安堵(あんど)の声を漏らしました。

身長176センチ、85キロで最速159キロを誇る本格派右腕は、奪三振能力も高く愛知リーグ通算301奪三振を記録。制球力も高く、今回のドラフトの目玉でした。

高津監督は「パワーピッチャーが少ないですし、縦変化、横変化も使えますし、体が小さい割には力もすごくありますし、そしてなによりタフなところ。先発としてしっかり大きく育てていきたいなと思っています」と声をはずませました。

チームは今季チーム防御率3.64はリーグワースト。吉村貢司郎投手がチーム最多タイの9勝を挙げましたが、リーグで唯一ヤクルトだけ1人も規定投球回には届かず。先発陣の課題は明白でした。

「この先長くスワローズを支えていってくれる1人であってほしいなと思います」と大きな期待を寄せた高津監督。「会うのを楽しみにしています。神宮で投げている姿を今から想像しておきます」と中村投手にメッセージを送りました。