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 ロサンゼルス・タイムズ紙は21日(日本時間22日)、25日(日本時間26日)からドジャースタジアムで開幕するドジャース―ヤンキースのワールドシリーズの入場チケット価格が高騰していると報道した。

 ドジャースがメッツに勝利してリーグ優勝し、ワールドシリーズ進出を決めたことでワールドシリーズのカードが決定。ヤンキースとドジャースの東西の名門球団がワールドシリーズで激突するのは1981年以来、43年ぶりとなる。

 同紙は「ドジャース―ヤンキースのワールドシリーズのチケット2枚を購入する場合、約2500ドル(約37万5000円)を準備しておく必要がある」との見出しで、「ドジャースがワールドシリーズの出場を決めた翌日に再販価格が急騰した。この対決は野球史上最も伝説的なものであり、アメリカで最も人口の多い都市同士の対戦だ」と伝えた。

 既にドジャースの公式サイトから購入できるチケットは完売。同紙は、チケット再販サイト「StubHub」での最低価格として「第1戦の最低価格は1326ドル(約19万8900円)で、前日の日曜日から23%上昇した。ドジャースタジアムでの4試合の最低価格は1268ドル(約19万200円)。価格は通常サイト間で大きく変動しない。別のサイトである“Vivid Seats”でのドジャースタジアムのどの試合においても、最低価格は1202ドル(約18万300円)」と伝えた。

 また、同紙は「StubHubは、今年のワールドシリーズの売上高が既に昨年のダイヤモンドバックス―レンジャーズのワールドシリーズの売り上げ高を上回っていると述べた。このシリーズは4日後に始まるが、既に同社が2022年のアストロズ―フィリーズのワールドシリーズで生み出した売り上げの4倍以上になっている」と名門対決の人気ぶりを伝えた。

 ヤンキースタジアムのチケット価格はさらに高額に。「このシリーズでは、ドジャースタジアムでのチケット価格は比較的お得だ。ヤンキースタジアムでの最初の試合である第3戦の最低価格は、Vivid Seatsで1536ドル(約23万400円)だった。それは座席ではなく、立ち見席のチケットだ」と伝えた。