いじめ疑惑で番組を降板…潔白を証明するため裁判に「1年間戦った」苦難に見舞われた24歳の練習生、アイドルの道へ再び挑戦するも「人の目を見るのが怖くなってしまった」
サバイバルオーディション番組『PROJECT 7』にて、いわれのない嫌疑で活動を諦めた過去を持つキム・ヒョンジェが、切実な思いを明かした。
『PROJECT 7』は、総勢200名の参加者が挑む、過去最大規模のボーイズグループ誕生オーディション番組。視聴者が“ワールドアセンブラー”となって毎ラウンドごとに練習生を選択して新しいチームを作る“組み立て”や“強化”の概念を取り入れた、新感覚の番組だ。MCは俳優のイ・スヒョクが務め、ディレクターにはイ・ヘインを筆頭に、バタ、RyuD、元Wanna Oneのハ・ソンウン、ライオン・ジョンらが集結している。デビューの座を掴むのは7名。
「問題が起こってから人の目を見るのが怖くなってしまった」
自席で微動だにせず、考え事をしているような24歳のキム・ヒョンジェ。審査部屋に入るなり、面識があるライオン・ジョンと挨拶を交わす。彼はBLACK6IXのメンバーであり、以前ライオンも出演していたサバイバル番組『PEAK TIME』に出演していたが、過去のいじめ疑惑が注目を浴びてしまい、降板した過去を持つ。
ヒョンジェは「降板してから、どうすべきか迷っていました。潔白を証明するために訴訟を起こし、1年戦いました。今は勝訴して完全に解決しました」と、苦難に見舞われた過去と真摯な思いを語る。
そしてB.Iの「WATERFALL」をパフォーマンスするヒョンジェ。さすがの実力で、力強く踊りながらも、ブレないラップで魅了する。見事なパフォーマンスに、練習生たちからは拍手が起こった。ディレクターのシン・ユミは「ヒョンジェさんのラップを聴いてジーンとしました。言葉にできない良さがあった。これぞアーティストです」と感心したような一言を漏らす。
フイ(PENTAGON)も、「歌詞に感情が込められていました」と称えるが、さらに「少し表情が固まってたのが残念でした」と指摘。またシン・ユミは「なぜ床をそんなに見るのか気になりました」とアドバイスも与える。実はヒョンジェは「問題が起こってから人の目を見るのが怖くなってしまった」という。「そのままじゃダメだ」と指摘され、ヒョンジェは「怖いですが直します」と宣言。そしてヒョンジェは見事合格を手にした。
(『PROJECT 7』/ABEMA K-POPチャンネル)