巨人・阿部監督 (C)Kyodo News

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 16日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイタースペシャル クライマックスシリーズセ ファイナルステージ第1戦 巨人−DeNA』で解説を務めた野村弘樹氏が、第1戦を終えて今後の展望を語った。

 3位から日本シリーズ進出を目指すDeNAが大事な初戦を2−0で勝利し、対戦成績を1勝1敗にした。

 DeNAが勝利したが、野村氏は「結論から言うと、先発陣の豊富さからいうとジャイアンツが有利でしょうね。変わりないと思います」とキッパリ。「先発陣を有利不利があっても、わからないので、あえてどっちが行くと言うのは避けさせてもらいますけど、ジャイアンツが有利であることは間違いないと思います」と続けた。

 ただ、DeNAの戦いぶりについて「ベイスターズも当然チャンスはあります。ここまでの戦い方は非常に良いですからね。もし今日ジャイアンツが勝っていたら日本シリーズ行っていると言っていたかもわからないです。5割になった時点で、DeNAの戦いぶりがいいなと思っているので、ブルペン事情を含めて、この形で逃げきれたのは大きいと思うんですよ。そう言ったことも含めて、ベンチワーク、伝えることもそうですし、勝ち方としては非常に良い」と評価。

 ただ、野村氏は「ベイスターズが行きそうだと言いたいんですけど、頭数を見ると正直ジャイアンツが有利ですよ」と話していた。

▼ 阿部慎之助監督試合後の談話

「横浜の勢いを感じて試合ができましたね。(選手の動き)それは言い訳になっちゃうからね、ケイ投手の手をつけられなかったね。(2番・増田、3番・オコエ)それしかないんだよね。ナイスプレーもしてくれたし、四球も選んだしね(戸郷)佐野の1球だけはゾーンに入っちゃったよね(明日に向け)あれだけ打てなくてもチャンスができるんだなと思ったし、そこで1本打てばと言うゲームだし、そこが短期決戦なのでみんなで打破していくしかない。みんなで頑張りたいと思います」

(ニッポン放送ショウアップナイター)