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 NHKの稲葉延雄会長は16日、東京・渋谷の同局で定例会見を行い、9月30日にスタートしたNHK連続テレビ小説「おむすび」(月〜土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)についてコメントした。

 稲葉会長は「とっても面白い」と苦笑。前作の「虎に翼」とは正反対だとしたうえで「全くひっくり返した形で始まったが、これはこれで新しい展開が楽しみ。担当者もさらに面白くなると言ってましたのでどうぞ期待してほしい」と期待を寄せた。

 会長自身も毎朝見ているとし、「どうなるんでしょうかね」と期待を膨らませた。

 女優の橋本環奈(25)がヒロインを務める朝ドラ通算111作目。福岡・糸島や神戸を舞台に、栄養士を目指しまだ身近で少し懐かしい「平成時代」をたくましく突き進むヒロイン・米田結(よねだ・ゆい)や仲間たちをユーモア盛りだくさんで描く平成青春グラフィティ。心と体を元気にする“栄養学の知識”とともに、日本の朝に笑いと元気を届ける。

 脚本は同局「正直不動産」やフジテレビ月9「監察医 朝顔」などの根本ノンジ氏がオリジナル脚本を手掛ける。根本氏は初の朝ドラ脚本。主題歌はB’zの「イルミネーション」。語りはタレントのリリー・フランキーが務める。

 初回の平均世帯視聴率は16・8%、個人視聴率は9・4%だった(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。前作「虎に翼」の世帯16・4%を上回った。