将棋の第37期竜王戦6組昇級者決定戦が10月16日に行われ、岡部怜央四段(25)と徳田拳士四段(26)が現在対局中だ。5組への昇級に向けて前進するのはどちらか。注目の戦型は、岡部四段の先手で角換わりの出だしとなった。

【映像】岡部四段VS徳田四段 注目の“同期”対決!

 岡部四段は、2022年4月に四段昇段。順位戦C級2組。相掛かりを得意とする居飛車党で、今年度の成績は25勝5敗で勝率は.833。対局数、勝数、連勝ランキング1位と好調で、若手棋戦の加古川青流戦では決勝三番勝負で敗退したが、新人王戦では先勝を飾っており、自身初となる棋戦優勝を目指している。

 徳田四段は、2022年4月に四段昇段。順位戦C級2組。角換わりを主力戦法に、デビュー年度は38勝13敗・勝率.745で全体の4位に食い込んだほか、加古川青流戦で初優勝を飾った。今年度は10勝8敗、勝率は.556となっている。

 両者は、2021年10月から翌年3月にかけて行われた第70期奨励会三段リーグ戦でともに15勝3敗の成績を挙げプロ入りを決めた。勝者の対戦成績は、2022年8月に行われた順位戦C級2組2回戦の1局で、徳田四段が勝利を飾っている。四段昇段同期の勝者が、約2年ぶりとなる公式戦対戦でどのような戦いを見せるのか。速いペースで進行している本局のゆくえに注目したい。

 本局の勝者は、次戦で小山怜央四段(31)と対戦する。

 持ち時間は各5時間。

【昼食の注文】

岡部怜央四段 クリーミーキーマカレー(チーズ&温泉卵)
徳田拳士四段 山椒ポークカレー

【昼食休憩時の残り持ち時間】

岡部怜央四段 4時間23分(消費37分)
徳田拳士四段 3時間39分(消費1時間21分)

(ABEMA/将棋チャンネルより)