ＮＨＫ

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　ＮＨＫが「ＳＴＡＲＴＯ　ＥＮＴＥＲＴＡＩＮＭＥＮＴ」に所属するタレントの新規起用を近く再開する意向であることが１５日、分かった。大みそかの「ＮＨＫ紅白歌合戦」の出演についても前向きに検討している。

　ＮＨＫは昨年９月にジャニーズ事務所がジャニー喜多川氏の性加害を認め謝罪した会見を開いて以降、「新規の出演依頼は行わない」というスタンスをとっており、昨年の紅白は４４年ぶりに出場者ゼロ。稲葉延雄会長は先月の定例会見で「（起用を見送る）従来の方針に変更はない」としつつも「被害者への補償、再発防止の取り組みはかなり進んできている」と評価しており、２社との対話が進んでいると明かしていた。

　関係者によると、新会社設立や被害者への補償も進んできた中で、民放含め最長となる約１年間、タレントの新規起用がないＮＨＫの方針に対し、事務所内では賛否が分かれており、昨年行った生配信やカウントダウンコンサート復活案などが浮上している。

　その一方で“国民的番組”の紅白に出場したいというタレントも多く、正式オファーが届き次第、該当するタレントの意見を聞き、尊重することになりそうだ。

　紅白には、今年デビュー２０周年を迎えたＳＵＰＥＲ　ＥＩＧＨＴをはじめ、Ｓｎｏｗ　ＭａｎやＫｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅらが候補に挙がっている。ＮＨＫはスポーツ報知の取材に「現時点では従来の方針に変更はありません」としている。