就任会見をする藤川新監督(撮影・中田匡峻)

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 阪神・藤川監督は15日、今季国内FA権を取得した大山、坂本、原口、糸原について「残ってくれという思いはある」と残留を願った上で、選手の権利を最大限尊重する考えを明かした。

 自身も12年オフにFA権を行使してメジャーに挑戦したこともあり、「評価というのは今まで頑張ってきた個人の評価なので。『このチームに尽くすしかない』というふうな感情にはなってほしくない。思いきり、とりあえず自分の権利を全うしてみたらって(思う)」と話した。

 一方で4人とは現役時代にチームメートでもあり、「僕と一緒に野球がしたかったら飛び込んでくれるだろうし」とコメント。「せっかく大人の第一歩ですから。判断を待ちたい、と表上は言わせておいてください」と笑わせ、来季も同じユニホームを着られることを期待した。