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 J・G2「第26回東京ハイジャンプ」が東京9Rで行われ、1番人気ジューンベロシティが連勝で重賞4勝目を挙げた。

 スタートを決めたベロシティは楽に先手を主張。力強い飛越でリズム良く運び、そのまま直線へ。最後は2着に2馬身差をつける完勝だった。手綱を取った高田は「休み明けでしたが中山大障害(12月21日、中山)へ行くにあたって、逆算してこのレースを調教師と選択した。間隔が空くので難しい調整だったと思うが陣営がうまく調整してくれた。“叩き”とかはなくて、毎回大事なレース。集中力を切らさず最後まで走り切ってくれた」と愛馬を称賛。これで満を持して大舞台へ。鞍上は「また、しっかり陣営と話し合って(馬を)つくっていきたい」と力を込めた。

 ◆ジューンベロシティ 父ロードカナロア 母アドマイヤサブリナ(母の父シンボリクリスエス)18年4月10日生まれ 牡6歳 栗東・武英厩舎所属 馬主・吉川潤氏 生産者・北海道浦河町のヒダカファーム 戦績35戦8勝(障害13戦6勝、重賞4勝目) 総獲得賞金2億3651万7000円 馬名は冠名+速度。