【青髪のテツ】「余った『なす』は冷凍一択です!」スカスカにしない秘訣は…解凍術にあり♪【野菜の冷凍術】

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こんにちは、スーパー青果部歴10年の青髪のテツです。夏が旬というイメージのなすですが、今の時期は「秋なす」と呼ばれ、実が柔らかく風味が良くなります。ぜひたっぷり食べてほしいのですが、なすは保存がきかないのが難点…。もし余っちゃったら、ぜひ「冷凍」しちゃいましょう!え、凍ると食感が変わるんじゃないかって?大丈夫、今回お伝えする解凍法なら、冷凍前と同じようにおいしく食べられますよ~♪

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暑さが厳しかった夏もようやく明け、だいぶ過ごしやすくなってきましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。



これからの時期、いろんな野菜がおいしくなってきますが、わたしはぜひ「秋なす」を推したい!
  
なすは夏が旬というイメージがあると思いますが、秋も旬が続きます。
夏のなすは水分たっぷりですが、秋のなすは実が柔らかく風味が豊かで違ったおいしさがあるんですよ!

ただ、なすはあまり日持ちしないのが難点。すぐに水分が抜けてシナシナになってしまいますよね。

とはいえ、長持ちさせようと冷凍してスカスカの食感になった…という経験をお持ちの人も多いと思います。
でも、それは冷凍法と調理法を間違ってしまったからかもしれません。

今回は正しいなすの冷凍術と、冷凍したなすをおいしく食べる調理法をお伝えします。

おいしさをキープ!「なすの冷凍術」

なすを冷凍する際の手順を紹介します。

1. なすを流水で洗う。



2. 水気を拭き取る。



3. 食べやすいサイズにカット。



カットすることで、凍る時間が早くなり、食感が変わりにくくなります。

4. 冷凍用保存袋に入れる。



5. 冷凍庫に入れる。



冷凍したなすの保存期間はおよそ1か月です。

ただ、なすに限った話ではないですが、冷凍すれば永遠に食べられるわけではありません。
家庭用の冷蔵庫の場合、開け閉めが頻繁に行われることで庫内の温度が上がり、徐々に傷みが出てくる場合があります。
冷凍したからといって、ずっと放置せずに、早めに食べ切るようにしましょう。



おいしさを損なわない!「冷凍なすの解凍術」

冷凍したなすは適切に調理すれば、おいしく食べられます。
NGなのは「自然解凍」。室温でゆっくり解凍してしまうと、細胞が壊れて食感が悪くなったり風味が損なわれたりします。



これは、他のほとんどの冷凍野菜にも言えることですが、凍ったまま炒めものにしたり、煮物にするなど、直接加熱調理するようにしてください。
しっかりと加熱して、調味料を浸み込ませるようにしましょう。

なお、冷凍したなすは、生のなすよりも油を吸いにくくなる、アクが出にくくなるというメリットがあります。



今回は、みそベースの調味料を使って、豚肉・キャベツと一緒に炒めてみました。
生のなすと食べ比べてみましたが、冷凍なすのほうがクセがなく、油を吸っていないのでさっぱりと食べることができましたよ!
ぜひ冷凍なす、活用してみてください。

以上、なすの冷凍保存法と、適切な解凍法をご紹介しました。

なすに限らず、多くの野菜は冷凍保存ができます。
正しく冷凍すれば、生で保存するより何倍も長持ちさせることができます。

また、冷凍後も早めに食べ切ることと、自然解凍せずに凍ったまま加熱調理することを意識すれば、生の野菜と遜色ないおいしさを味わえますよ。

野菜を使いきれなかったら、ぜひ冷凍して、食品ロスを減らしましょうね!