夜中、突然の雷に「避難」する柴犬 でも「丸見えのおしり」に「守ってあげたい…」
「昨日の夜中、突然雷が鳴って雨もすごくて ヤバい!茶丸大丈夫ー!? って探したらすでに避難してました」
夜中の突然のカミナリの音に驚いて、自主的に「避難」した柴犬さんの姿が「X」で話題になりました。立てかけられたペットカートのすき間に頭から入り込んではみたものの、おしりは見えてしまっているのがなんとも微笑ましいですね。
写真を投稿したのは「柴犬 ちゃまる」(@Chama_127)さん(以下、飼い主さん)のアカウントで、ワンちゃんのお名まえは「茶丸(ちゃまる)」くんといいます。現在9歳の柴犬さんで、性格は繊細でビビりだといい、チャームポイントは白いまろ眉なのだそう。
「わー 怖かったね、大丈夫だよ〜ちゃまるん 守ってあげたいおちり…」
「避難が上手ですね」
「お利口さんだよ」
投稿された写真のけなげな姿にエールがたくさん届いています。撮影時のことを飼い主さんにお聞きしました。
可哀想に思いつつも、お尻が可愛くて…
――カミナリは近くて鳴っていたのですか?
茶丸とはいつも一緒に部屋で寝ているのですが、寝ようと部屋の電気を消したら突然ピカッッッ!と光り、「ドーーーン」と大きな音がして雷が鳴り始めました。それから近くで鳴り始めて激しい雨も降ってきたので部屋中に雷と雨音が響いてしまいました。茶丸は雷や打上花火のような大きな音が苦手なので、すぐに部屋の電気をつけて、抱っこしてあげようと姿を探したらすでに避難してました。
――この姿をご覧になった時のお気持ちは?
怖くてパニックになり狭いところに逃げ込んだんだ、と可哀想に思いつつ、お尻が可愛くて思わず笑ってしまいました。一度怖がりだすと元の茶丸に戻るまでかなり時間がかかるので、これは茶丸が安心するまで今夜はしばらく眠れないなぁと覚悟しました。
ひたすら「抱っこ」
――「バックで戻ってきたり、また入ったりを繰り返してました」とリプライ欄でおっしゃっていました。
避難してジーッとしていましたが、声を掛けるとバックで戻ってきて、また雷が鳴ると慌てて入ってを繰り返していましたが、少し雷の音が遠くなってきた頃に避難場所から出てきました。
――どうやって安心させてあげましたか?
その後は部屋中をウロウロそわそわ歩き回って「抱っこして」とクーンクーン鳴きながら私によじ登ってきたので抱っこして「大丈夫だよ」と声をかけながら撫でたり、私の手で耳をふさいだりしながら雷が鳴り止むのを待ちました。普段は食いしん坊ですがこういう時はおやつをあげても何をしてもダメなのでひたすら抱っこしていました。
◇◇
今回は悪天候で怖い思いをした茶丸くんですが、「実は、避難をしていたペットカートはあの日の数日前に購入したものなんです」と飼い主さんはいい、さらに「涼しくなったら一緒に紅葉を観に行ったり、ペットのイベント等にペットカートを使って沢山お出かけしたいなと思っています。地元の茨城で開催される栗まつりや、ひたち海浜公園のコキアを観に行くのを計画しています!」と今秋のお出かけの予定を話しています。
(まいどなニュース特約・山本 明)