山瀬功治の古巣凱旋に反響(写真は愛媛在籍時)【写真:Getty Images】

写真拡大

レノファ山口のMF山瀬功治横浜F・マリノス戦に出場、温かく迎えられた

 J2レノファ山口FCは9月25日、ニッパツ三ツ沢で天皇杯の準々決勝を戦い、横浜F・マリノスに1-5で敗れた。

 J1に力の差を見せつけられた一戦だったが、試合を盛り上げたのは後半34分から出場したMF山瀬功治だ。2010年まで横浜FMで背番号10を背負った43歳の凱旋に、「まじで泣ける」との声があがっている。

 北海道・札幌市出身の山瀬は、2000年に地元コンサドーレ札幌でデビューすると、2003年から浦和レッズに移籍。そして2005年から2010年まで横浜FMでプレーした。怪我に苦しみながらも副主将を務めるなど、背番号10を背負って活躍。日本代表にも選ばれ、惜しまれながらも川崎フロンターレに移籍していた。

 その後は京都サンガF.C.、アビスパ福岡、愛媛FC、山口と渡り歩き、9月22日で43歳を迎えても現役を続けている。昨季までJリーグ記録に並ぶ24年連続ゴールを記録しており、残り試合での更新に期待がかかる。今季はリーグ戦では1試合の出場にとどまるが、この試合でも衰えぬ技術で大きな歓声を浴びた。

 そんななか、SNS上で特に話題になっていたのは、試合後に横浜FMのサポーターから横断幕と懐かしのチャントで迎えられたこと。「マリノス戦で山瀬功治出場はエモすぎる」「これは感慨深いものがあるな」「なんか久々に胸が熱くなった」「マリノス歴代10番で最高に好き」とのコメントが寄せられている。(FOOTBALL ZONE編集部)