元プロ野球選手で野球解説者の松田宣浩氏が22日、YouTubeチャンネル『鷹BAKA軍団【公式】』で公開された動画「マッチに聞きたいこと全部聞いちゃいますSP ! 熱男の原点が明らかに!?」に登場。メジャー挑戦を取りやめる大きな要因となったという、王貞治氏の言葉を明かした。

松田宣浩氏


○残留する大きな要因になった王貞治氏の言葉

「メジャーに行く寸前までいってたんですか?」という番組サイドの質問に、「そうですね。9割くらいはメジャーに行こうと思ってました」と即答した松田氏。

「最初、メジャーリーグに行けるって思ってなかった」ものの、「『日本代表を経験したり、WBCで本場のスタジアムやロッカールームの雰囲気を見たら行きたくなる』って、OBの方とか、メジャーに行かれてる方がコメントを残されてたんです。自分も日本代表で海外の雰囲気を経験して、『これがベースボールか』って。野球とは違うんですけど、『行ってみたいな、挑戦してみたいな』っていう思いはあって」と、メジャー挑戦への思いが募っていったという。

しかし、松田氏は「王会長からですね、『俺は来年以降もホークスで野球をするという思いでいるから。あとはもう、個人の意思を尊重するから』と言われて、その言葉がすごくぐさっときて。自分の18年間の野球生活で、一番最初の監督なんですよ」と、王氏の言葉で気持ちが大きく揺れたと回想。「『王監督の前でいいホームランを見せたい』と思ってスタートしたプロ野球生活ですから、そういう大事な時に言われたことは、自分の心に残った。踏みとどまる、残留する大きな要因にはなったと思います」と明かしていた。

【編集部MEMO】

『鷹BAKA軍団』は、スポーツライブ+とYouTubeで放送・配信されている、ホークス好きのホークス好きによるホークス好きのためのバラエティー番組。ホークス愛を極限まで深めるため、マニアックな企画にチャレンジしていく。