本拠地ロッキーズ戦の9回裏に同点となる53号を放ったドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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直近4試合の成績を調べてみると…

 米大リーグ・ドジャースの大谷翔平投手は22日(日本時間23日)、本拠地ロッキーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、1点ビハインドの9回に起死回生の今季53号同点ソロを放った。続く2番ムーキー・ベッツに本塁打が飛び出し、チームは6-5でサヨナラ勝ち。MLBの歴史に輝く金字塔となった「50-50」の記録を達成した試合から勢いが増す一方の成績に、ネット上の日本人ファンからは「神がかっていると言うより『神』そのもの」「計算ミス?」など、混乱の声が上がっている。

 誰も止められない暴れっぷりだ。大谷は4-5で迎えた9回、先頭で打席に立つと、カウント2-1からの4球目、低めのスプリットを振り抜いた。打球はあっという間に右中間スタンドへ。ダイヤモンドを一周する際には珍しく吠えてチームを鼓舞した。続くベッツも左翼席へ運び、チームは劇的なサヨナラ勝ちを収めた。

 この日の大谷は3回と7回にそれぞれ盗塁を決め、今季53本塁打&55盗塁の「53-55」に到達。驚異のペースで前人未到の記録を上書きし続けている。米専門メディア「ドジャース・ネーション」のノア・カムラス記者は自身のX(旧ツイッター)で「ショウヘイ・オオタニの直近4試合のスタッツ」として「18打数14安打(打率.778)」「5本塁打」「13打点」「9得点」「長打率 1.722」「OPS 2.522」という数字を紹介すると、日本人ファンも驚きを隠せないような声を上げている。

「大谷さん神がかっていると言うより『神』そのものや!」
「OPS2.522って何!?笑 計算ミス???笑」
「残り何試合でしたっけ この調子だと、、、」
「甲子園地区予選じゃないんだから こんな成績ありえないでしょ」
「もうあれから止まらないですね…」
「控えめに言ってバケモノですね」
「最後にさらに覚醒するというのが真のヒーローなんだね」
「フィクションを超えた数字が現実に…」

 これ以外にも大谷はこの日2得点で今季128得点とし、イチロー氏がマリナーズ時代の2001年に記録した日本人のシーズン最多得点127を更新。シーズン最多盗塁もイチロー氏が同年に残した56へあと1と迫っている。

(THE ANSWER編集部)