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 実業家の西村博之(ひろゆき)氏(47)が20日までに自身のSNSを更新。中国広東省深センで日本人学校の男子児童が刺されて死亡した事件に言及した。

 事件が起きた18日は満州事変の発端となった柳条湖事件から93年を記念する行事が中国各地で開催され、反日感情が高まっていた。

 岸田文雄首相は19日、中国側に事実関係の説明を強く要求する考えを表明。「極めて卑劣な犯行」と語り、再発防止を求めると述べた。中国外務省の林剣副報道局長は19日の記者会見で哀悼と遺憾の意を表明。「同種の事件はどの国でも起こり得る」とし、事件は日中間の往来や協力に影響を与えないと主張した。

 ひろゆき氏は「中国外務省『このような案件はいかなる国でも発生する』日本人学校の児童死亡受け哀悼の意表するも動機など詳細明らかにせず」と題された記事を引用し、「『愛国無罪』のような擁護が許される先進国はありません。法治国家では許容されませんよ」と自身の考えをつづった。