ピエノフィオレの2023(c)netkeiba

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 19日、北海道新ひだか町の北海道市場でサラブレッド1歳市場セプテンバーセール3日目が開催された。

 この日は167頭が上場されて、127頭(牡66頭、牝61頭)が売却。76.05%の売却率で総額6億4640万円(税別)を売り上げた。

 この日の最高価格は浦河町の宮内牧場が生産した「ピエノフィオレの2023」(牡、父シニスターミニスター)。定蛇邦宏氏が2000万円(税別)で落札した。

 父シニスターミニスターは2023年のダート総合(JRA+NAR)、NARチャンピオンサイアー。今年も同サイアーランキングの首位を守り抜いている名種牡馬だ。全姉にJRA2勝馬レッツゴーローズがいる血統で、母ピエノフィオレはJRA1勝馬。現役時代は栗東の大橋勇樹厩舎に所属して小倉競馬場ダート1700mで勝ち星を記録しており、その5番目の産駒となる。

 この日でセプテンバーセールは全日程を終了。3日間で534頭が上場され、429頭(牡197頭、牝232頭)が売却され、20億5020万円(税別)の売り上げとなった。