スズカコーズウェイが種牡馬引退 「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション2024」対象1頭目の功労馬に
09年京王杯スプリングCを制したスズカコーズウェイ(牡20)が種牡馬を引退することが決まった。19日、株式会社ジェイエスがスズカコーズウェイの写真を添えてX(旧Twitter)で発表した。
スズカコーズウェイは父Giant's Causeway、母フレンチリヴィエラ、母の父フレンチデピュティの血統。06年11月に京都競馬場でデビューすると2戦目で勝ち上がりを果たし、京都新聞杯に出走するなどクラシック戦線を目指すも参戦は叶わず。その後はマイルから1400m戦を中心に勝ち星を重ね、09年5月にオープン入りを果たすと次走京王杯スプリングCで重賞初制覇を挙げた。以降もマイルやスプリント重賞戦線に参戦するも思うような結果を残すことができず13年の京都金杯を最後に現役を引退した。
現役引退後、北海道のアロースタッドで種牡馬となり、20年大和S(OP)を制したスズカコーズラインなどを輩出。引退馬協会公式Xによると同馬は「ナイスネイチャ・メモリアルドネーション2024」の1頭目の対象馬として、引退馬協会に功労馬として引き受けられることとなり、9月24日に退厩予定。仮移動先の牧場に移動するため、アロースタッドでの一般見学は9月23日までとなる。
(株式会社ジェイエス&アロースタッド および 引退馬協会 公式Xより)