重賞2勝目を目指すメイショウタバル(今年4月撮影、ユーザー提供:ワラビさん)

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 毎日杯覇者のメイショウタバル(牡3、栗東・石橋守厩舎)が、神戸新聞杯(3歳牡牝・GII・芝2200m)で重賞2勝目を狙う。

 メイショウタバルは父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ、母の父フレンチデピュティの血統。母は石橋調教師が騎手時代に最後の勝利を挙げた馬。伯父のメイショウカンパクは12年の京都大賞典を制している。

 ここまで6戦3勝。デビュー2戦は4着、5着だったが、3戦目から未勝利(阪神芝2000m)、つばき賞と2連勝。さらに重賞初挑戦だった毎日杯を6馬身差で逃げ切り、一気にクラシックの有力候補に浮上した。しかし、前走の皐月賞では折り合いが付かず、暴走気味の逃げとなって17着に大敗。続く日本ダービーでの巻き返しが期待されたが、レース前々日に左後挫石で出走取消。今回は仕切り直しの一戦となる。

 今後のローテは分からないが、いずれにしても課題の折り合いが成長しているかどうかがカギとなる。神戸新聞杯は12年前に父ゴールドシップが制した一戦。父仔制覇を果たし、飛躍への足掛かりとしたい。