連結器が外れ、停車した東北新幹線の車両(左)(19日午前10時44分、宮城県大崎市で、読売機から)=須藤菜々子撮影

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 19日午前8時7分頃、盛岡・秋田発東京行き東北新幹線「はやぶさ・こまち6号」が、走行中の古川―仙台駅間で「はやぶさ」(10両)と「こまち」(7両)の連結器が外れ、緊急停車した。

 この影響で、東北新幹線は東京―新青森駅間の上下線で運転を見合わせたが、午後1時12分に運転を全線で再開した。

 JR東日本によると、はやぶさ(乗客約200人)とこまち(乗客約120人)の乗客にけが人や体調不良者は出なかった。はやぶさ・こまち6号は、盛岡駅で秋田発のこまちとはやぶさを連結し、午前7時37分に盛岡駅を発車。約30分後に連結器が外れた。

 走行中の新幹線で、連結器が外れたのは初めてとみられ、JR東は今後、車両の点検を行うなど、原因を調べる。