エプソムCを制したレーベンスティール(今年6月撮影、ユーザー提供:メタルササキさん)

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 オールカマー(3歳上・GII・芝2200m)で2戦2勝のC.ルメール騎手が、レーベンスティール(牡4、美浦・田中博康厩舎)で連覇&3勝目を狙う。

 ルメール騎手はこれまでオールカマーに2回騎乗。18年に1番人気のレイデオロ、そして5年ぶりの参戦となった昨年は4番人気のローシャムパークで制した。JRA重賞を通算152勝しているルメール騎手だが、2回以上騎乗、かつ無敗なのはオールカマーだけとなっている。

 今年のパートナーはレーベンスティールだ。今回と同舞台だった昨秋のセントライト記念で、皐月賞馬のソールオリエンスを下して重賞初制覇。その後は香港ヴァーズが最下位の8着、休み明けの新潟大賞典でも11着に大敗。このままスランプに陥るのでは…と不安視されたが、ルメール騎手と初コンビとなった前走のエプソムCを快勝。復活を果たすとともに、2つ目のタイトルを獲得した。

 先々週の京成杯AHのアスコリピチェーノ、先週のセントライト記念のアーバンシックと2週連続で重賞を制し、勢いに乗っているルメール騎手。十八番としている一戦でレーベンスティールを勝利に導けるか、その手綱捌きに要注目となる。