北朝鮮がブラジルに1-0で勝利【写真:Getty Images】

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ヤングなでしこスペインを破って準決勝へ

 コロンビアで開催中のU-20女子ワールドカップ(W杯)は、現地時間9月15日に準々決勝が行われた。

 ヤングなでしこの愛称を持つU-20女子日本代表がスペインを1-0で破って準決勝へ駒を進めた一方、ブラジルが北朝鮮に0-1で敗れ「侮れん」「マジで強い」と話題に挙がっている。

 ヤングなでしこは今大会、ベスト16までを全勝で勝ち上がった。宿敵スペインとの試合は拮抗した戦いが続き、延長戦までもつれ込む。そして延長前半12分、日本は左サイドの浅い位置でフリーキックを得ると攻撃参加したDF米田博美が頭で合わせこれが決勝弾に。4大会連続の準決勝進出となった。

 ブラジルと北朝鮮の一戦もロースコアで試合が経過していく。試合が動いたのは後半4分だった。左からのクロスボールがMFチェ・ウンヨンに渡ると胸トラップからボレーでネットを揺らす。これが決勝弾となり、ブラジルを下した北朝鮮が準決勝へと進んだ。

 ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「常に押し込まれた」と劣勢だった北朝鮮戦について指摘。「反撃さえもせず、相手にプレッシャーをかけることができなかった」と完敗を嘆いている。また同国メディア「Olimpíada Todo Dia」も「ほとんどチャンスを作れず、アジアチームが1-0で勝利した」と伝えた。

 同じく準決勝へと勝ち上がった日本のサポーターも、過去3度の優勝を誇る北朝鮮に対し「マジで強い」「北朝鮮は侮れん」「ブラジル負けてる!」「ブラジルに勝っててエグい」「まさかの結果」と驚きを露わにしていた。ヤングなでしこは準決勝で、開催国コロンビアをPK戦の末に破ったオランダとの対戦が決定している。(FOOTBALL ZONE編集部)