職場で「あだ名呼び」あなたはどう思う?

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 皆さんは、職場で「名前の呼び方」に悩んだ経験はありませんか? 部下や後輩といった立場の差、また男性から女性へといった性差によっては、「くん」付けや「ちゃん」付けをハラスメントと捉える人もいる昨今ですが、職場での「あだ名呼び」についても、ネット上ではさまざまな意見が上がっているようです。

「お気に入りの部下だけあだ名呼びする上司がいる」

 職場での呼び方について、ネット上でよく見かけるのが「立場や年齢、性別関わりなく一律で『さん』付けで呼ぶようにしている」という意見。また、「職場なんだから、『さん』付けで統一する距離感がちょうどいい」との声もあります。

 一方で、あえて「あだ名で呼ぶ」という会社もみられ、「うちの職場は社内一律であだ名呼びが浸透してる」「積極的にあだ名で呼びたがる上司がいる」といったコメントが。ただし、あだ名で呼ぶことについては否定的な意見も寄せられており、職場での「あだ名呼び」には賛否両論あるようです。

 実際に「あだ名呼び」がNGという人からは、「友達じゃないんだし、職場の関係性であだ名呼びは違和感がある」「なれ合いが起こって職場の空気がダラけてしまいそう」などの意見が上がっています。また、「上司から変なあだ名を付けられても受け入れるしかなさそう」と心配する声も。

 中には「全員一律であだ名ならいいと思うけど、一部の人だけだと『仲いい人』と『それ以外の人』が可視化されるのでは?」と懸念を抱く人もいます。「お気に入りの部下だけあだ名呼びする上司がいる」という声が寄せられていることから、一部のみ「あだ名呼び」する人に対して、不満を抱いている人は多いのかもしれません。

 逆に、「あだ名呼び」を「心理的な距離感が縮んで、職場の空気もいい」「話しかけるハードルが下がって、コミュニケーションが取りやすくなる」と好意的に受け止めている人がいるのも事実。あだ名で呼ばれたときの“受け入れられている感”や“仲間感”が、仕事のモチベーションにつながる一面もあるようです。

 他には、「新人が『あだ名で呼んでほしい』と自分から言ってきて困った」という体験談もみられました。職場での呼び方については、職場の雰囲気や個人の好みも大きく関係するでしょう。「さん」呼びにしても「あだ名呼び」にしても、人によって差をつけず、平等に対応したいものですね。

 あなたは、職場での「あだ名呼び」についてどう思いますか?