「でもあれはフェア」大谷翔平、審判も惑わせた特大137m弾に指揮官驚愕 「あそこまで飛ばしたのは…」
50-50への期待も「本拠地で達成するのを願っているよ」
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は8日（日本時間9日）、本拠地で行われたガーディアンズ戦に「1番・DH」で先発し、5回に2試合ぶりの46号ソロ。伸ばし続けている史上初の記録を「46本塁打＆46盗塁」とした。
大谷は初回の打席が左飛、3回が中前打。5回1死でこの日3度目の打席に立つと、右腕ビービーの2球目、高めチェンジアップを豪快に引っ張り、雄大な打球を右翼ポール際へ運んだ。飛距離450フィート（約137メートル）、打球速度116.7マイル（約187.8キロ）という異次元弾。ポールを巻くようにスタンドへ舞い降りた打球が、審判の確認後に改めて本塁打と判定されると、ベンチに座っていた大谷は両手を突き上げるガッツポーズを見せた。
この打球に驚いたのは同僚やファンだけではない。チームを率いるデーブ・ロバーツ監督も同様だった。米カリフォルニア州地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」の試合後番組は、指揮官の反応を紹介している。
「チャレンジするのは賢い選択だったといえるだろう。でもあれはフェアだった」と語った上で「あそこまで飛ばすような強い打球は見たことがない。50-50の追跡が始まった。本拠地で達成するのを願っているよ」と、本塁打も盗塁もあと4まで迫った「50本塁打50盗塁」への期待を示した。
さらに、「スタジアムのあそこまで飛ばしたのを見た記憶はありますか？」という質問にも「いやいや、あそこまで飛ばしたのは見たことがないよ」と答えている。
（THE ANSWER編集部）
