チェルシー行きが決定的となったサンチョ photo/Getty images

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チェルシーは移籍期間終了間際にビッグネームの獲得に成功したようだ。

移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドに所属する24歳MFジェイドン・サンチョをレンタル移籍で獲得することが決定したという。両クラブは既にサンチョに関して買取義務付きのレンタル移籍で合意に至っており、正式発表を待つのみとなっているようだ。

マンチェスター・シティU-18出身のサンチョは2017年8月にボルシア・ドルトムントに完全移籍を果たすと、同年10月21日に行われたフランクフルト戦でプロデビュー。その後はドルトムントで主力に定着し、2021年7月にマンチェスター・ユナイテッドへ完全移籍するまでに同クラブでは公式戦通算137試合に出場し、50ゴールを記録するなど大活躍を見せていた。

しかしサンチョはマンU移籍後、途端にパフォーマンスを落とすことに。これまでマンUでは公式戦通算83試合に出場し、12ゴールを記録していた同選手だが、昨季はプレミアリーグの出場が途中出場の3試合にとどまるなど出場機会が激減。すると今年の冬には規律問題などからマンUを率いるエリック・テン・ハーグ監督との確執も深まり、トップチームを追放され、古巣ドルトムントにレンタル移籍で復帰していた。

そんなサンチョだが、今夏の移籍市場で完全移籍でクラブを去ることに。同氏によると、サンチョは買取義務付きのレンタル移籍でチェルシーに加入することが既に決定しており、買取価格は2000万ポンドから2500万ポンドになる予定だという。

数年前は次世代を担う若手選手として多くの期待を寄せられていたサンチョ。マンUでは難しい時期を過ごしてきた同選手だが、果たしてチェルシーで再起を図ることはできるのだろうか。