齊藤京子、『ドラえもん誕生日スペシャル』ゲスト声優に決定!吟遊詩人役で歌を披露
9月7日(土)に放送される『ドラえもん誕生日スペシャル』。
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
今年は『ドラえもん』シリーズ史上初となる“古代ギリシャ”を舞台に、のび太たちが大冒険を繰り広げるオリジナル中編エピソード『のび太とギリシャのケーキ伝説』が登場する。
すでに古代ギリシャの勇者テセウス役を人気声優・小林千晃が務めることが発表されているが、このたびゲスト声優第2弾を解禁。
先日YouTubeで公開された『ドラえもん誕生日スペシャル』で描かれる吟遊詩人が弾き語りをする歌。誰が歌っているのか謎に包まれるなか、その声の正体が明らかに。
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
今年4月に日向坂46を卒業し、『キョコロヒー』などバラエティーから演技まで幅広く活躍する齊藤京子が“吟遊詩人”役で出演することが決定した。
◆齊藤京子演じる吟遊詩人の歌声が大冒険のカギを握る
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
『のび太とギリシャのケーキ伝説』は、“時間軸を自在に操る名手”として知られる脚本家・上田誠氏がシナリオを手がけたタイムスペクタクル作品。
ドラえもんにとびきりのバースデーケーキをプレゼントしたいと考えたのび太たちが、世界ではじめて誕生日ケーキが作られたといわれる紀元前5世紀のギリシャへ。
ところが、タイムマシンを誤って操作したのび太がさらに1000年前――紀元前15世紀のギリシャに迷い込んだうえ、牛の怪人・ミノタウロスのいけにえにされてしまうかもしれない大ピンチに。おびえるのび太の前に出現するのが、テセウスという名の若者で…。
そんな謎とロマンに満ちた物語の鍵を握るのが、齊藤演じる吟遊詩人が弾き語りする歌。その歌詞にはテセウスやミノタウロスをはじめ、アリアドネ姫という名も登場するのだが、のび太たちの大冒険といったいどう関わってくるのか。
◆齊藤京子、『ドラえもん』の出演は「夢のよう」
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK
齊藤がアニメ作品で声優を務めるのは、映画『ミュータント・タートルズ:ミュータント・パニック!』(2023年)以来の2度目。
もちろん『ドラえもん』に出演するのは今回が初めてで、「いつか自分が携わる日が来ると思っていなかったので、本当に夢のようでとてもうれしかったです」と、大好きな作品への出演がかなった喜びを報告する。
吟遊詩人役の齊藤は劇中で歌声を披露するが、その歌は卒業した日向坂46の楽曲とも、自身が大好きな昭和歌謡とも異なり、聴衆に“詩”を語りかけていくような、ゆったりとした旋律。
そんな新たな歌の世界にチャレンジした齊藤は、「いつもの私とはまったく違う歌い方で、吟遊詩人になりきって歌わせていただきました。発声の仕方も歌い方もこれまでと違うので、ファンのみなさんが聴いたら一瞬で“あれ?”ってなるような、いつもと違う形の歌をお届けできるんじゃないかなと思います」と手ごたえを語っている。
歌声のほかにセリフもあり、「歌だけでもうれしいのに、『ドラえもん』の物語の中でセリフを言わせていただいたのが、とてもうれしかったです。今回、息遣いやリアクションのアドリブのような演技を初めて経験しましたが、これまでアニメや映画を見ていてそういう息遣いはたくさんあったなと思って…。今まで気づかなかったところに気づいて勉強になりました」と、難しいアドリブ演技にも挑んだアフレコの感想を告白。
「収録もすごく楽しかったので私もリアルタイムで放送を見たいと思います。愉快な作品になっていますので、みんなで一緒に楽しい夏のひとときを過ごせたらうれしいです」と、壮大なタイムスペクタクルである本作の面白さもアピールした。
(C)藤子プロ・小学館・テレビ朝日・シンエイ・ADK