「ブラジルのミク」をきっかけに世界中で各国をモチーフにした「初音ミクのファンアート」がブームに
日本が誇るバーチャルシンガー「初音ミク」が、世界中でいかに愛されているかがわかるファンアート現象がX(Twitter)で話題になっている。
きっかけは6月、ブラジルのXユーザーが投稿した1枚のファンアートから始まる。
イラストにはブラジル国旗をあしらったTシャツを着て、褐色肌に日焼けした初音ミクが描かれている。
やや癖っ毛ではあるものの、特徴的な緑色のツインテールとサイドに流れた前髪から、そのイラストが初音ミクであることがよくわかる。
Brazilian Hatsune Miku sketch https://t.co/QA1V481gAH
— Erin ⭐ (@ErinArtista) 2024年6月25日
そこへ8月18日、別のユーザーが「brazilian miku(ブラジルのミク)」というコメントと共にイラストを投稿。
brazilian miku https://t.co/FiiLKqY1nb
— Doodly (@thecat_mitsu) 2024年8月18日
このファンアートは1億回表示されるほど世界中で大きな反響を呼び、これを起点に海外のファンたちが世界各国をモチーフとした初音ミクのイラストを次々とアップ。世界中のユーザーが注目するムーブメントへと発展している。
あるユーザーが東欧のスラヴ民族衣装をまとった初音ミクを投稿すれば、
Slavic Miku!! https://t.co/BrPOYoz4MP https://t.co/WFXvu6L1Dw
— mashkdemss | comms open (@mashkdemss) 2024年8月25日
あるユーザーはドミニカのカーニバル(謝肉祭)の衣装に身を包んだ初音ミクを投稿し、
Dominican Carnival Miku 🎉🇩🇴 https://t.co/ZeBC1Z8Gha https://t.co/XqtnnBANmf
— ever ✨️@ comms EX (@ak_itori) 2024年8月25日
イタリアからはヴェネツィア・カーニバル風のイラストも登場するなど、バリエーションはさまざま。
venetian miku ! https://t.co/gkz4RkYtsz https://t.co/mZYV57gzg0
— MARShow✨🪷TWISTED MINDS ON WEBTOON 🗣️‼️ (@marshoworld) 2024年8月26日
フィンランドのファンアートに至っては、イラストを投稿しつつ「Fun fact: Hatsune Miku’s Ievan polkka was originally a Finnish song(面白い事実:初音ミクのイエヴァン・ポルッカは元々はフィンランドの歌でした)」とコメント。ロイツマ・ガールのことも把握しているとは…。
Fun fact: Hatsune Miku's Ievan polkka was originally a Finnish song
— doodlelotl (@Doodlelot) 2024年8月24日
他にもスペインやドイツ、ベトナム、メキシコ、パラグアイ、アゼルバイジャンなど、世界各国の初音ミクがお目見え。イラストは8月25日時点で数十点を越えるほどだ。
この現象に対し、日本では驚きと共に感慨深そうに見ているユーザーが続出。「日本発の文化がこんなに世界に浸透したんですね。本当に素晴らしい」「初音ミクはボーダーレスって事をこのツイートと引用で共通認識になってることを現してる」「これがカルチャーか」などとコメントしていた。
海外のファンアートはトゥギャッター上でもまとめられている。初音ミクがどの国でどのような姿で描かれているのか、気になる人はぜひチェックしてほしい。
集まれ!世界の「初音ミク」〜各国ご当地風の衣装を着たミクイラストの制作がブームに
【86国・地域別】『世界の初音ミク』ファンアートギャラリー
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