自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ、第4ステージ(プラセンシアからピコビリュエルカス、170.4キロ)。トップでフィニッシュラインを切るレッドブル・ボーラ・ハンスグローエのプリモシュ・ログリッチ(右、2024年8月20日撮影)。(c)OSCAR DEL POZO/ AFP

写真拡大

【AFP=時事】自転車ロードレース、ブエルタ・ア・エスパーニャ(Vuelta a Espana 2024)は20日、第4ステージ(プラセンシアからピコビリュエルカス、170.4キロ)が行われ、レッドブル・ボーラ・ハンスグローエ(Redbull Bora Hansgrohe)のプリモシュ・ログリッチ(Primoz Roglic、スロベニア)がステージ優勝し、ツール・ド・フランス(2024 Tour de France)を棄権することにつながった転倒による負傷からの完全復活をアピールした。

 チームメートの巧みなアシストを受けたログリッチは、上り坂が14.6キロ続き、ラスト5キロの傾斜は16パーセントに達する過酷なピコビリュエルカス(Pico Villuercas)の山頂フィニッシュで、最後は前を逃げる二人を抜き去り、最多記録に並ぶ4回目のブエルタ総合優勝に名乗りを上げた。

 ログリッチはこれで総合首位も奪取した。ロット・デスティニー(Lotto Dstny)のレナルト・ファンイートベルト(Lennert Van Eetvelt、ベルギー)に次ぐステージ3位に入ったUTE(UAE TEAM EMIRATES)のジョアン・アルメイダ(Joao Almeida、ポルトガル)が、ログリッチと8秒差の総合2位につけた。

【翻訳編集】AFPBB News

■関連記事
ファン・アールトが第3S制す ブエルタ
グローブスが集団スプリント制し第2S優勝 ブエルタ
ブエルタ開幕、マクナルティが個人TT制す