実寸大のポケモンのカラナクシを作ってみた! うまく泳げないけど、よたよた歩く姿がとってもかわいい

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 今回ご紹介するのはkagerou works.さんがニコニコ動画に投稿した『【ポケモン】実寸大のカラナクシを作りたかった。【3Dプリンタ】』です。

 カラナクシは『ポケットポケットモンスター ダイヤモンド・パール』で登場したウミウシをモチーフとしたポケモンです。現実のウミウシが一匹一匹その模様が違うように、カラナクシもゲーム内で西の海と東の海で色や模様が違います。今回kagerou works.さんは西と東のそれぞれのカラナクシを制作するようです。

投稿者メッセージ(動画説明文より)

実寸大でポケモンを作る。動画第六弾は「カラナクシ」です。
FDMプリンタによる3Dプリント出力です。 全長300mmの実寸大モデルです。
自走、遊泳を目指しましたがあまり上手くいきませんでした…

 さっそくCADソフトで3Dプリンターで出力するモデルを制作します。

 下半身部分に動力を搭載するために上半身と下半身で分けるようです。

 出力されたカラナクシがこちら。完成が楽しみですね。

 エポキシ接着剤で接着し、接合部が目立たないように半田ごてでならします。やはり完全な自作はとても手間がかかるようです。

 しかしこれはまだまだ序の口のようで、塗装などの表面処理がもっとも大変だそうです。
 その塗装の様子を紹介していきます。

 確かに瞳にハイライトがないと少し怖いですね。夢に出てきそうです……
 続いて動力部の制作過程を紹介していきます。

 使用していくのはタミヤの『歩いて泳ぐアヒル工作セット』。今回の目的には最適ですね。

 水の上を走らせるというのは想像以上に手間がかかるようです。

 完成した動力部とキャスターを搭載して完成です!
 いざ実走です!

 よたよたと歩く様子がかわいいのですが……

 段差があるとつっかえて止まってしまいます。
 泳がせてみると……

 転覆してしまい、うまく泳ぐことができないようです……
 原因はというと……

 パテや塗料の重量で重心が狂ってしまったようです。現実世界で動いている船やヨットが繊細なバランスで浮いていることが想像できますね。
 うまく泳ぐことはできませんでしたが……

 よたよたと歩く姿はとてもかわいいですね。

 というわけで歩いて泳ぐ実寸大のカラナクシを作りたかった動画のご紹介でした。物を完成させるためには見えないところでこんなにも手間暇がかかっているのかと思わせられます。そして、そんな苦労の末に完成したカラナクシがよたよたと歩く姿はとてもかわいらしいです。この機にぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。