延長で霞ケ浦に敗れ、肩を落とす智弁和歌山ナイン(撮影・山口登)

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 「全国高校野球選手権・2回戦、霞ケ浦5−4智弁和歌山」(13日、甲子園球場

 智弁和歌山が延長戦の末に敗れ、2021年のV以降、春夏合わせてこれで3大会連続の初戦敗退となった。

 3点を追う八回に新基準バット導入後、初となる1試合2発&2者連発で試合を振り出しに戻した。しかしタイブレークに入った延長十一回、2点を勝ち越されるとその裏、反撃は1点にとどまった。

 智弁和歌山はこれで甲子園では3大会連続の初戦敗退。21年夏の甲子園を制して以降、なかなか勝てない状況が続いている。

 ベンチ前では選手達が涙にくれた。あと一歩届かず、悔しさにじむ敗戦となった。