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脚本執筆中と伝えられていた『ナショナル・トレジャー』の第3作に嬉しい前進があったようだ。脚本家のテッド・エリオットが最新情報を伝えている。

ニコラス・ケイジ主演の映画『ナショナル・トレジャー』シリーズは、天才歴史学者で冒険家のベン・ゲイツが、ゲイツ家に代々語り継がれてきた秘宝の謎を追うアクション・アドベンチャー。第1作は日本でも興行収入20億を超える大ヒットを記録し、2007年には続編『リンカーン暗殺者の日記』が公開された。

第3作をめぐっては、2022年にプロデューサーのジェリー・ブラッカイマーが企画の存在を認め、2024年6月には監督のジョン・タートルトーブが脚本を執筆中であること、ケイジを含むオリジナルキャストが復帰することをいた。

このたびPodcast番組『』に出演したエリオットは、第3作の初稿が完成したことを報告。しかし現時点で「まだ誰にも渡していない」という。内容については、ジャスティン・バーサ演じるライリーが「他の誰よりも変化している」と明かし、「第1作では、無知な観客みたいなもの。それが彼の役割」とした上で、どのような変化を遂げるかをこう説明した。

「彼(ライリー)は“何を言ってるんだ?”と疑問を投げかけるキャラクターです。第2作では、彼は謎めいた歴史に関する本を書いている。そして彼は正しいのです!彼はベンが知らなかった歴史について、何かを知っている。これが続いていると考えるしかありません。

(第3作では)歴史の説明をするのが難しくなっています……なぜなら(ライリーが)知っていることが増えたからです。第3作の脚本執筆という点で話すと、ベンとライリーの内面的な関係に変化が生まれると思います。演じる2人は心から楽しんでくれるでしょう。」

シリーズの主要キャラであるライリー・プールは、主人公ベン(ケイジ)の親友で、腕の立つハッカー。ジャスティン・バーサが演じ、2022年のドラマ版「ナショナル・トレジャー 一族の謎」にも同役で続投した(ドラマ版でケイジの再演はなし)。

ちなみにドラマ「ナショナル・トレジャー 一族の謎」は映画版を基に、謎解きが得意な女性・ジェスと仲間たちの秘宝探しの旅を描く物語。わずかシーズン1をもってになったが、エリオットはドラマ版を「正史として扱っている」とのことだ。同作の内容を踏まえて、第3作では「過去2作とは違う方法でFBIを描こうとしている」と語っている。

なおオリジナルキャストの復帰については、タートルトーブ監督が「100%出る」と発言していたばかり。このたびエリオットもケイジ、バーサ、アビゲイル・チェイス役のダイアン・クルーガーの続投が検討されていることを明かし、さらに、他の人気キャラクターが登場する可能性も示唆している。さらなる詳細は続報を待とう。

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