アインシュタイン・稲田直樹

「ABEMAの番組企画」と偽り、女性に“性的画像”を要求したと告発された、稲田直樹。当初「身に覚えがない」というスタンスだったが、8月1日にXを更新すると、アカウントが不正ログインの乗っ取り被害に遭ったことを報告した。

　騒動の渦中にいる稲田本人は、SNSのコメント欄を閉鎖している。その余波は、稲田に近い芸人仲間まで巻き込むことに。相方・河井ゆずるは、《事実無根　大丈夫ですので皆さんご安心ください》とInstagramのストーリーズで発信。見取り図・リリー、コットン・西村真二、すゑひろがりずの2人などが、稲田を応援するメッセージを発信している。

「そんななか、7月29日、かまいたちの濱家隆一さんが、自身のXで《稲ちゃんは一番男前なんやから》とポストしました。仲間を思う一心から、激励の意思を示しただけかもしれませんが、濱家さんの人気・発信力はは別格。事実確認すらできていない状況で、被害女性が存在する可能性もあったため、根拠のない擁護と受け取られてしまったようです」（芸能記者）

　Xには、この濱家のポストを残念がる声があふれかえっている。

《松本人志でもそうだけど芸人同士のかばい合いマジでキショイよな》

《薬剤師炎上の件から何も学んでないの面白い。インターネット下手くそ芸人でアメトークしてほしい》

《「自分の娘がそんなことされたら、、、」より同期大切にするねんな〜》

「今回の稲田さんへの一連の“擁護”で思い出されるのが、2015年12月に逮捕されたお笑い芸人の一件です。『キングオブコント』（TBS系）で優勝するなど実力派コント師コンビで、おもにツッコミを担当していましたが、都内の複数の高校から女子生徒の制服を盗んだ疑いでの逮捕でした。逮捕後の供述で、自宅から制服など約600点が入ったポリ袋70袋が押収され、世間に衝撃を与えました。所属事務所との契約を解除され、事実上、芸能界を引退しています。

　じつは彼は、2007年7月に満員電車で痴漢騒動を起こし、逮捕されているんです。その際、冤罪を主張する彼を擁護する声が、やはり芸人仲間からあがりました。バナナマンの設楽統（おさむ）らは嘆願書まで作って無実を訴え、結果、不起訴処分となっています。このとき、彼をかばった伊集院光は、後に窃盗・建造物侵入での逮捕・起訴を受け、自身のラジオ番組で反省の弁を口にしています」（同前）

　今回の件について、警察と相談していると記した稲田。一刻も早い真相究明が待たれる。