Apple Watchに「デバイスが手元から離れました」という通知が届いたことはありませんか? これはiPadやMac、AirPodsなど、同じApple IDで使用しているデバイスが手元から一定以上離れた際に届くものです。盗難や置き忘れの場合はいち早く気づくことができてありがたい機能なのですが、オフィスに置いてランチに出る度に通知が届く、といった状況は面倒です。かといって、通知を切ってしまうのは不安です。

今回は、デバイスが信頼できる場所にある場合だけ、手元から離れてもこの通知が届かないようにする方法をご紹介します。

○通知が届いたときに設定する方法

「デバイスが手元から離れました」の通知が届いたとき、その場所が自宅や職場など置きっぱなしでも問題ない場所なら、「場所を信頼する」に設定するのががおすすめです。一度設定すればそれ以降、デバイスがその場所にある場合は手元から離れても通知対象から除外されます。

自宅や職場などにデバイスを置いた状態でこの通知が届いたら、下へスクロール。「場所を信頼する」をタップします

○iPhoneの「探す」で設定する方法

通知が届いていない時でも、iPhoneの「探す」アプリから同じ設定が可能です。複数のデバイスに対してまとめて設定する場合も、この方法がおすすめです。

iPhoneの「探す」アプリを開き、デバイス名をタップ(ここではAirPods)。[手元から離れたときに通知]をタップ

[新規位置情報]をタップ。地図が表示されたら、住所やランドマークで検索。通知から除外したい場所が青い円で表示されたら[完了]をタップします

このようなポップアップが表示されます。他のデバイスもまとめて同じ設定にする場合は[すべての持ち物とデバイスについて]をタップします。このデバイスのみ設定する場合は[このデバイスについて]をタップします。最後に[完了]をタップします

以上で設定が完了です。

笠井美史乃 かさいよしの アプリ、サービス、マーケティングなど、IT・ビジネス分野で取材・執筆・編集を行う。マイナビニュースでは2013年開始の連載「iPhone 基本の『き』」をはじめ、iPhone・iPad・Apple WatchなどAppleデバイスのハウツーやレビューを担当。雑誌「Web Designing」「Mac Fan」、その他企業オウンドメディアなどで執筆中。 この著者の記事一覧はこちら