決定的な仕事で勝利に貢献した三戸(左)と斉藤(右)。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

写真拡大

 完璧な勝利だ。

 大岩剛監督が率いるU-23日本代表は現地7月24日、パリ五輪のグループステージ第1戦でU-23パラグアイ代表と対戦。5−0で大勝した。

 19分の三戸舜介の先制点を皮切りに、63分に三戸、69分に山本理仁、81分と87分に藤尾翔太がネットを揺らし、圧巻のゴールショーで白星スタートを切った。

 この結果をオランダメディア『Voetbal International』も速報。2ゴールの三戸、複数得点に絡んだ斉藤光毅はともに自国クラブのスパルタに所属していることもあり、「ボルドーオリンピックのスパルタショーで日本は好スタートを切る」と題した記事で、大岩ジャパンの勝利を伝える。

「すでに良い兆候はあったが、実際、日本はオリンピックで幸先の良いスタートを切った。パラグアイはフィールドから一掃された。スパルタの選手に感謝だ」
【厳選ショット】56年ぶりのメダル目指すパリ五輪は白星スタート!大量5得点で南米王者を圧倒!|パリ五輪GS第1節 U-23日本5−0U-23パラグアイ
 記事では、「結局のところ、主役を演じたのはまさにそのデュオだった」と三戸と斉藤の活躍を称賛。「先制点を挙げたのは三戸だった。ストライカーが結果を出すのに20分もかからなかった」と記し、次のように続ける。

「その直後、パラグアイ人のウィデル・ビエラがレッドカードを受け、日本の帆に風が吹く。ただ、さらに差が開くまでには後半までかかったが、再び拍手を浴びたのは三戸だった。斉藤のお膳立てでリードを2点に。斉藤はすぐさま山本理仁のゴールをアシスト。藤尾翔太の終盤の2ゴールで勝利は確実なものとなった」

 抜群の決定力を誇示した日本は、次戦のマリ戦でも期待に応えるパフォーマンスを見せられるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部