クロスボーン・スカリーの新曲「Everyone’s On Dope」がリリースされ、あわせてミュージック・ビデオが公開された。今秋リリース予定の1stアルバム『Evil World Machine』からの先行シングルだ。

このビデオでは、クロスボーン・スカリーのトミー・ヘンリクセン(アリス・クーパー・バンドのギタリスト兼ミュージカルディレクターであり、ハリウッド・ヴァンパイアーズのメンバー)と、バンドのライブ・ラインナップ:ギタリストのサム“バム”コルトン(Dorothy、Faster Pussycat、Budderside)とアンナ・カーラ、ドラマーのアレックス“サンパー”ボック、そしてベーシストのクリス・ワイズ(ハリウッド・ヴァンパイアーズ、エース・フレーリー)が登場する。もちろんスタジオ録音にも参加している連中だ。


一聴してAC/DCを思わせるサウンドとドライブ感が耳を引くが、それもそのはず、彼らの全てのトラックはマット・ラング(AC/DC、デフ・レパード、ブライアン・アダムス)がエグゼクティブプロデューサーとしてプロデュースしているという。このプロジェクトのために引退から復帰しており、伝説の巨匠が動いたという注目すべき作品となった。スタジオ録音には、オッレ・ロモ(ミキサー)、ハウィー・ワインバーグ(マスタリング)も参加している。

「Everyone’s On Dope」は、連続リリースされた「Money、Sex、or God」「I Am The Wolf」「The Boom Went The Boom(デフ・レパードのフィル・コリン参加)」「I’m Unbreakable」「Evil World Machine」に続く、彼らの6番目の新曲とビデオとなった。もちろん全てはマット・ラングのプロデュースである。

アルバム『Evil World Machine』のスタジオ録音のために、トミー・ヘンリクセンはWyse、Nikki Sixx (Mötley Crüe)、Jamie Muhoberac(My Chemical Romance、John Mayer、Seal)、Tommy Denander (Co-producer、songwriter、guitarist)、Glen Sobel (Alice Cooper、Hollywood Vampires)、UFOのベーシストでもあり、Fastwayの創立メンバーでもあった故Pete Way、そしてアディショナル・エンジニアにMike Plotnikoff(AC/DC、Daughtry、Buckcherry、Aerosmith)といった錚々たるメンバーを招いている。

そもそもクロスボーン・スカリーは多次元プロジェクトであり、バンドのマスコットであり主人公であるアベンジング・スーパーヒーローの名前でもある。世界を救うために外宇宙から地球に戻って来たクロスボーン・スカリーは、グラフィックノベルとアニメ映画「Thing #1」の発売でその闘いが共有され、2023年のFan Expoで初公開されている。この映画のために、トミー・ヘンリクセンはバンド仲間や友人たちを声優として招き、アルバムと今後の映画に出演させたのだ。その中にはジョニー・デップやアリス・クーパー、ニッキー・シックス、ジョー・ペリー、ケイン・ロバーツ、マーク・ウィルキンソンが含まれている。




◆クロスボーン・スカリー・オフィシャルサイト