超反応→安打阻止「なぜ坂本は神なのか」 復帰戦で魅せた“12球団最強”美技が「上手すぎ」
12日に1軍再昇格、復帰戦で好守を披露した
■巨人 3ー2 DeNA(12日・東京ドーム)
巨人・坂本勇人が守備で魅せた。東京ドームで行われたDeNA戦の7回、三塁線を抜けようかという痛烈な打球に横っ飛びし、見事にダイビングキャッチ。1軍復帰最初の試合で見せた好守に「マジかっけぇ〜」「ほんとにかっこよすぎる神」と称賛の声が送られている。
坂本は12日、1軍に17日ぶりの復帰。試合前の時点で61試合で打率.234、4本塁打、18打点と打撃不振だった。この日のDeNA戦は「6番・三塁」で先発出場。第1打席は三振、第2打席は中飛に打ち取られていた。しかし、守備で存在感を発揮した。
巨人1点ビハインドで迎えた7回。2死からタイラー・オースティン内野手が放った打球が三塁線を襲った。抜ければ二塁打かという痛烈な当たりだったが、坂本は見事な反応を見せてキャッチ。チームの危機を救ってみせた。見事な好守にファンも続々反応。「なぜ坂本は神なのか」「最高に痺れた」「打てなくてもこの守備がある」「上手すぎやろ笑」などとSNS上にはコメントが寄せられた。
昨年途中まで長らく巨人の遊撃手として活躍し、ゴールデン・グラブ賞を5度受賞。今季は開幕から三塁を務め、セイバーメトリクスの観点からプロ野球の分析を行う株式会社DELTAのデータによると、守備全般での貢献を示す「UZR」では試合前の時点でセ・リーグ断トツ1位の7.7をマークしている。(Full-Count編集部 データ提供:DELTA)
データ提供:DELTA
2011年設立。セイバーメトリクスを用いた分析を得意とするアナリストによる組織。書籍『プロ野球を統計学と客観分析で考える デルタ・ベースボール・リポート1〜3』(水曜社刊)、電子書籍『セイバーメトリクス・マガジン1・2』(DELTA刊)、メールマガジン『1.02 Weekly Report』などを通じ野球界への提言を行っている。集計・算出した守備指標UZRや総合評価指標WARなどのスタッツ、アナリストによる分析記事を公開する『1.02 Essence of Baseball』も運営する。