千葉県・新浦安にホテル「星野リゾート 1955 東京ベイ」誕生! - 子連れも超快適なワケとは?
星野リゾートが仕掛ける新しい施設「星野リゾート 1955(いちきゅうごーごー) 東京ベイ」が千葉県・新浦安に誕生した。東京ディズニーリゾートへの旅を徹底サポートしてくれるだけでなく、子連れでも快適に過ごせるホテルなんだとか。その全貌をみなさんにお届けしよう。
千葉県・新浦安にホテル「星野リゾート 1955 東京ベイ」誕生! - 子連れも超快適なワケとは?
■1955年のアメリカをテーマにした館内
無料シャトルバスを使って東京ディズニーリゾートから約30分、JR京葉線「新浦安駅」から約10分で行ける1955 東京ベイ。今回は筆者も新浦安からレッドとイエローのかわいらしいシャトルバスに乗って移動した。
レッドとイエローのかわいらしいシャトルバス
ホテルのコンセプトは、"古き良き"を意味する「OLDIES GOODIES」。ロビーへ足を踏み入れると、初めてディズニーランドが誕生した1955年頃のアメリカの世界観が広がる。
"古き良き"を意味する「OLDIES GOODIES」がコンセプト
バターミルクペイントカラーで彩られた空間
当時の銀行をイメージしたフロントや、やわらかい色調とマットな質感が特徴のバターミルクペイントカラーで彩られた空間につい胸が高鳴る。
当時の銀行をイメージしたフロント
オールドアメリカンな空間に朝はカントリー調、夜はジャズやロックンロールなど心躍るBGMが流れるほか、1950年代のアメリカで流行していたファッションをモチーフにした制服をまとうホスピタリティ満載のスタッフがゲストをお出迎え!
1950年代のアメリカで流行していたファッションをモチーフにした制服
■旅を楽しくする仕掛けとは?
そんなホテルには、テーマパーク旅をサポートする仕掛けが満載とのことで、一緒にどんなものがあるのかみていこう。
○・パブリックスペース「2nd Room」
もう1つの部屋のように利用してもらいたいとの想いから名付けられた「2nd Room」。ここは旅のスケジュールに合わせて、プリチェックイン後(AM5:00)〜チェックアウト後(PM3:00)まで自由に使える場所。
2nd Room
チェンクイン・チェックアウト前後の時間の使い方に悩む人も少なくないはずだが、この空間があればわざわざカフェや駅で時間をつぶす必要もない。
ソファ席をはじめさまざまなタイプの席が用意されている
2nd Roomには、1950年代前後に米国で使われていたビンテージ品のテーブルやイス、おもちゃなどが配され、子どもはもちろん30歳過ぎたアラサー筆者もつい童心に帰ってはしゃいでしまう。
1950年代前後に米国で使われていたビンテージ品
同スペースには、カーテンで仕切られた半個室の部屋も用意されており、大荷物を広げたり、身支度を済ませたりすることも可能。コンセントも付いているので、スマホやカメラなどのデバイス充電もできる。
半個室の部屋
○・ショップは24時間利用OK
「ちょっと小腹が空いた」「日焼け止めを手に入れたい」。そんな要望に応えてくれるのが2nd Room横に設置された24時間営業のショップだ。購入したものは、テイクアウトできるほか、2nd Roomで食べられる。
24時間利用OKのショップ
アメリカのお菓子やドリンクをはじめ、パン、にゅうめん、アルコールなどバラエティ豊かなラインナップを取りそろえる。ちなみに、ホテルのオリジナルグッズも用意されているので気になる方はぜひチェックしてみてほしい。
アメリカのお菓子やドリンク、ホテルオリジナルアイテムが販売されている
○・夜23時まで出来立ての食事が楽しめる「Cafeteria」
18時〜23時まで楽しめる「Cafeteria」では、500円の手軽なデリをはじめ、ボリューミーなラーメンや丼ものなど、おなかの空き具合に合わせて料理をセレクト可能。
自動券売機でメニューを選択できるようになっている
ビールやスパークリングワインなどもあるので、出来立ての料理とともにお酒を楽しむのもありだろう。
軽いおつまみからボリューミーな丼ものまで多様なニーズに応えられるラインナップ
○・朝6時から営業する「Restaurant」
旅に早起きはつきもの。ただ、早すぎるとホテルのレストランが開いていないなんてことも……。だが、ここのレストランは朝6時からオープンしてくれる。
朝7時でもにぎわいを見せていた
アメリカで定番のサンドウィッチ・ルーベンサンドやフレンチトーストの出来立てを食べられるほか、和洋中など多種多様な料理がビュッフェ形式で楽しめる。
ルーベンサンドやフレンチトーストの出来立てを味わえる
また、子どもが好きそうなソフトクリームや牛乳プリンなどが用意されているので、子連れ旅行でも安心だ。
○・ロッカー&ランドリー
個人的に有り難かったのが24時間無料で利用できるロッカーだ。パークのロッカーを使用してもいいのだが、料金がかかってしまうのがネック。
だが、同ホテルならプリチェックインと同時にロッカーに荷物を預け、2nd Roomで支度を調え、小腹が空いたとき用のお菓子をショップで購入するといったことができる。
広々としたロッカー
また、パークで思いっきり遊んだあとは、ランドリー(有料)があるので洗濯も可能。思いがけず服を汚してしまった、明日も着たい服がある、なんてときはぜひ利用してみてはいかがだろう。
ランドリーで洗濯も可能(有料)
■思いっきり足を伸ばせる客室
今回宿泊したのはオーシャンビューの「ゴロゴロ寝台付 スーペリア」。部屋は靴を脱いで過ごせる空間になっており、ベッドとは別に寝そべることができる"ゴロゴロ寝台"が付いている(3名以上で宿泊する際はベッドとして使用)。
「ゴロゴロ寝台付 スーペリア
入浴前にベッドに寝っ転がるのは気が引ける。でも、できれば疲れた足を伸ばしたい。そんな欲張りな願いをかなえてくれるのがゴロゴロ寝台付の客室だ。
ゴロゴロ寝台付
そのほか、"部屋の鏡"にも注目! 洗面台の鏡はもちろん、部屋には2〜3人で使用できる横長の大きな鏡と全身鏡の計3つが用意されている。
女子旅だと地味に化粧待ちの時間がストレスだが、鏡がこれだけあれば順番待ちせずにメイクを済ませられる。そのほか、複数人で自撮りするときに大きな鏡は重宝すること間違いなし。
靴を脱いで過ごせる部屋には大きな鏡がある!
ただ、個人的にちょっと気になったのは、部屋にイスがないことだ。座ってメイクをしたい、パソコンなどで調べ物をしたいときにはちょっと不便を感じた。また、玄関の靴を脱ぐスペースが少し狭いので、入室時には注意が必要だ。
■子連れにうれしい! 超充実のサービス
1995 東京ベイは子連れにうれしいサービスが充実しているのもポイント!
2階にはキッズ&ベビー用に無料のおむつをはじめ、子ども用パジャマ、補助便座、調乳用ポット、洗面台踏み台、ベビーソープ、貸出絵本などが取りそろえられている。
キッズ&ベイビー用におむつやパジャマ、貸出絵本が置かれている
レストランには補助イスをはじめ、取り分け用の小皿や子ども用のカトラリーもあるのでわざわざ準備する必要がないのも有り難い。
補助イス
子ども用の取り皿やカトラリーも用意されている
さらに、全室におねしょシーツも設置されているとあってトイレトレーニングをしている子どもでも安心。そのほか館内の通路がフラットかつ広いので、ベビーカーでも移動がしやすい。
2nd Roomは靴を脱いで過ごせるスペースがあるほか、半個室も授乳スペースとしても利用できるので、わざわざ部屋に戻ったり、トイレに行ったりせず、家のようにくつろげる。
2nd Roomには靴を脱いで過ごせる場所もある
過去に取材で多くの宿泊施設を訪れたが、ここまでサービスが充実しているのはめずらしい! これなら子連れでも快適な旅になること間違いなし。
宿泊費用は一人あたり1泊9,000円〜(2名1室利用時/食事なし)と、お手頃な価格帯なのもうれしい。ただ泊まるだけじゃない! 大人も子どもも心地よく過ごせるホテルは、きっとあなたのテーマパーク旅をより充実したものにしてくれるだろう。
取材協力: 星野リゾート 1955 東京ベイ
■Information
「星野リゾート 1955 東京ベイ」
【住所】千葉県浦安市日の出7丁目2-3
【アクセス】JR京葉線「新浦安駅」からバスで約10分(無料シャトルバスあり予約不要)/
東京ディズニーリゾートから無料シャトルバスで約30分(予約不要)
矢吹結花 やぶきゆか 編集者・ライター。旅とお酒とスポーツが大好き。ライフスタイルやヘルスケア系の記事を担当しています。 この著者の記事一覧はこちら
千葉県・新浦安にホテル「星野リゾート 1955 東京ベイ」誕生! - 子連れも超快適なワケとは?
■1955年のアメリカをテーマにした館内
レッドとイエローのかわいらしいシャトルバス
ホテルのコンセプトは、"古き良き"を意味する「OLDIES GOODIES」。ロビーへ足を踏み入れると、初めてディズニーランドが誕生した1955年頃のアメリカの世界観が広がる。
"古き良き"を意味する「OLDIES GOODIES」がコンセプト
バターミルクペイントカラーで彩られた空間
当時の銀行をイメージしたフロントや、やわらかい色調とマットな質感が特徴のバターミルクペイントカラーで彩られた空間につい胸が高鳴る。
当時の銀行をイメージしたフロント
オールドアメリカンな空間に朝はカントリー調、夜はジャズやロックンロールなど心躍るBGMが流れるほか、1950年代のアメリカで流行していたファッションをモチーフにした制服をまとうホスピタリティ満載のスタッフがゲストをお出迎え!
1950年代のアメリカで流行していたファッションをモチーフにした制服
■旅を楽しくする仕掛けとは?
そんなホテルには、テーマパーク旅をサポートする仕掛けが満載とのことで、一緒にどんなものがあるのかみていこう。
○・パブリックスペース「2nd Room」
もう1つの部屋のように利用してもらいたいとの想いから名付けられた「2nd Room」。ここは旅のスケジュールに合わせて、プリチェックイン後(AM5:00)〜チェックアウト後(PM3:00)まで自由に使える場所。
2nd Room
チェンクイン・チェックアウト前後の時間の使い方に悩む人も少なくないはずだが、この空間があればわざわざカフェや駅で時間をつぶす必要もない。
ソファ席をはじめさまざまなタイプの席が用意されている
2nd Roomには、1950年代前後に米国で使われていたビンテージ品のテーブルやイス、おもちゃなどが配され、子どもはもちろん30歳過ぎたアラサー筆者もつい童心に帰ってはしゃいでしまう。
1950年代前後に米国で使われていたビンテージ品
同スペースには、カーテンで仕切られた半個室の部屋も用意されており、大荷物を広げたり、身支度を済ませたりすることも可能。コンセントも付いているので、スマホやカメラなどのデバイス充電もできる。
半個室の部屋
○・ショップは24時間利用OK
「ちょっと小腹が空いた」「日焼け止めを手に入れたい」。そんな要望に応えてくれるのが2nd Room横に設置された24時間営業のショップだ。購入したものは、テイクアウトできるほか、2nd Roomで食べられる。
24時間利用OKのショップ
アメリカのお菓子やドリンクをはじめ、パン、にゅうめん、アルコールなどバラエティ豊かなラインナップを取りそろえる。ちなみに、ホテルのオリジナルグッズも用意されているので気になる方はぜひチェックしてみてほしい。
アメリカのお菓子やドリンク、ホテルオリジナルアイテムが販売されている
○・夜23時まで出来立ての食事が楽しめる「Cafeteria」
18時〜23時まで楽しめる「Cafeteria」では、500円の手軽なデリをはじめ、ボリューミーなラーメンや丼ものなど、おなかの空き具合に合わせて料理をセレクト可能。
自動券売機でメニューを選択できるようになっている
ビールやスパークリングワインなどもあるので、出来立ての料理とともにお酒を楽しむのもありだろう。
軽いおつまみからボリューミーな丼ものまで多様なニーズに応えられるラインナップ
○・朝6時から営業する「Restaurant」
旅に早起きはつきもの。ただ、早すぎるとホテルのレストランが開いていないなんてことも……。だが、ここのレストランは朝6時からオープンしてくれる。
朝7時でもにぎわいを見せていた
アメリカで定番のサンドウィッチ・ルーベンサンドやフレンチトーストの出来立てを食べられるほか、和洋中など多種多様な料理がビュッフェ形式で楽しめる。
ルーベンサンドやフレンチトーストの出来立てを味わえる
また、子どもが好きそうなソフトクリームや牛乳プリンなどが用意されているので、子連れ旅行でも安心だ。
○・ロッカー&ランドリー
個人的に有り難かったのが24時間無料で利用できるロッカーだ。パークのロッカーを使用してもいいのだが、料金がかかってしまうのがネック。
だが、同ホテルならプリチェックインと同時にロッカーに荷物を預け、2nd Roomで支度を調え、小腹が空いたとき用のお菓子をショップで購入するといったことができる。
広々としたロッカー
また、パークで思いっきり遊んだあとは、ランドリー(有料)があるので洗濯も可能。思いがけず服を汚してしまった、明日も着たい服がある、なんてときはぜひ利用してみてはいかがだろう。
ランドリーで洗濯も可能(有料)
■思いっきり足を伸ばせる客室
今回宿泊したのはオーシャンビューの「ゴロゴロ寝台付 スーペリア」。部屋は靴を脱いで過ごせる空間になっており、ベッドとは別に寝そべることができる"ゴロゴロ寝台"が付いている(3名以上で宿泊する際はベッドとして使用)。
「ゴロゴロ寝台付 スーペリア
入浴前にベッドに寝っ転がるのは気が引ける。でも、できれば疲れた足を伸ばしたい。そんな欲張りな願いをかなえてくれるのがゴロゴロ寝台付の客室だ。
ゴロゴロ寝台付
そのほか、"部屋の鏡"にも注目! 洗面台の鏡はもちろん、部屋には2〜3人で使用できる横長の大きな鏡と全身鏡の計3つが用意されている。
女子旅だと地味に化粧待ちの時間がストレスだが、鏡がこれだけあれば順番待ちせずにメイクを済ませられる。そのほか、複数人で自撮りするときに大きな鏡は重宝すること間違いなし。
靴を脱いで過ごせる部屋には大きな鏡がある!
ただ、個人的にちょっと気になったのは、部屋にイスがないことだ。座ってメイクをしたい、パソコンなどで調べ物をしたいときにはちょっと不便を感じた。また、玄関の靴を脱ぐスペースが少し狭いので、入室時には注意が必要だ。
■子連れにうれしい! 超充実のサービス
1995 東京ベイは子連れにうれしいサービスが充実しているのもポイント!
2階にはキッズ&ベビー用に無料のおむつをはじめ、子ども用パジャマ、補助便座、調乳用ポット、洗面台踏み台、ベビーソープ、貸出絵本などが取りそろえられている。
キッズ&ベイビー用におむつやパジャマ、貸出絵本が置かれている
レストランには補助イスをはじめ、取り分け用の小皿や子ども用のカトラリーもあるのでわざわざ準備する必要がないのも有り難い。
補助イス
子ども用の取り皿やカトラリーも用意されている
さらに、全室におねしょシーツも設置されているとあってトイレトレーニングをしている子どもでも安心。そのほか館内の通路がフラットかつ広いので、ベビーカーでも移動がしやすい。
2nd Roomは靴を脱いで過ごせるスペースがあるほか、半個室も授乳スペースとしても利用できるので、わざわざ部屋に戻ったり、トイレに行ったりせず、家のようにくつろげる。
2nd Roomには靴を脱いで過ごせる場所もある
過去に取材で多くの宿泊施設を訪れたが、ここまでサービスが充実しているのはめずらしい! これなら子連れでも快適な旅になること間違いなし。
宿泊費用は一人あたり1泊9,000円〜(2名1室利用時/食事なし)と、お手頃な価格帯なのもうれしい。ただ泊まるだけじゃない! 大人も子どもも心地よく過ごせるホテルは、きっとあなたのテーマパーク旅をより充実したものにしてくれるだろう。
取材協力: 星野リゾート 1955 東京ベイ
■Information
「星野リゾート 1955 東京ベイ」
【住所】千葉県浦安市日の出7丁目2-3
【アクセス】JR京葉線「新浦安駅」からバスで約10分(無料シャトルバスあり予約不要)/
東京ディズニーリゾートから無料シャトルバスで約30分(予約不要)
矢吹結花 やぶきゆか 編集者・ライター。旅とお酒とスポーツが大好き。ライフスタイルやヘルスケア系の記事を担当しています。 この著者の記事一覧はこちら