日向坂46、企画盛りだくさんの生配信で大盛り上がり!四期生の日本武道館3DAYSもサプライズ発表

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6月21日から23日にかけて、アイドルグループの日向坂46が、「ひなたフェス開催決定記念!日向坂46時間TV〜全国おひさま化計画〜」をYouTube Liveで配信した。

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これは、今年9月7日〜8日に宮崎県・ひなたサンマリンスタジアム宮崎にて行われる日向坂46のコンサートを中心とした、宮崎県総合運動公園全体を使用した大型フェスティバル「ひなたフェス2024」の開催を記念して企画された、46時間ぶっ通しの生配信番組。ネプチューン・堀内健や、ますだおかだ・岡田圭右をゲストに迎えたバラエティ企画や、メンバーそれぞれがやりたいことに挑戦する個人企画など、てんこ盛りの内容に加えて、四期生メンバーによる日本武道館3DAYSライブの開催もサプライズ発表された。

番組の冒頭に登場したのは、発売中の最新シングル「君はハニーデュー」でセンターを務める正源司陽子。メンバーの個人企画「ひなたの自由時間」のトップバッターとして、糸東流空手の茶帯を持つ正源司が、2020年東京オリンピックの銀メダリストである清水希容から直々に手ほどきを受け、空手の形の中でも最高難度と言われる「チャタンヤラ クーサンクー」に挑戦した。1ヶ月間の練習の様子をVTRで振り返った後、スタジオで正源司が形を披露。迫力のある動きもさることながら、鬼気迫る表情や、普段の正源司からは想像もつかない「オー!」という掛け声に、他のメンバーも息を呑んだ。

今回の46時間TVの柱となる「ひなたフェス2024」関連の企画では、旅行アナリストの鳥海高太朗を迎えて、フェスに向けての問題を解決していく「ひなたフェス対策本部」や「CMプレゼン大会」「ひなたフェス飯開発バトル」など様々な企画を実行。フェス飯開発では、プレゼンを通過した11人のメンバーが実際に調理を行い、おかずクラブのふたりが実食した。最年少メンバーの渡辺莉奈が考案した「推しメンカラーサイダー」や、ファンの間でもよく知られている「金村家の唐揚げ」(金村美玖の母親が作る唐揚げ)などを提供。今後、この中からフェス飯として実際に販売するものを検討するという。また、「宮崎縦断ウルトラクイズ」では、ハマカーン・浜谷健司が司会となって懐かしいウルトラクイズ風の番組を配信。途中でメンバーが浜谷へのドッキリ企画を行うなど、バラエティ力に定評のある日向坂46の魅力を生かした展開となった。

キャプテンの佐々木久美がママを務める「スナック久美」の時間では、メンバーを招いて和気あいあいと本音トークが繰り広げられた。2日目は代理ママとしてヒコロヒーも登場し、聴き応えのあるトークを行った。また、武井壮やオテンキのりといった坂道シリーズにゆかりのあるタレントが次々と予告なしに訪れ、メンバーたちと企画を楽しんだ。ネプチューン・堀内健は、「ヒナタンヌーボ」と題したメンバーのトーク企画に「二期生メンバーのマロンちゃん」として参加。スタジオを転げ回るテンションの高いトークで盛り上げた。また、2日目の早朝はメンバーの寝室を直撃する「予告寝起きドッキリ」。レポーターを務めた佐々木久美は、メンバーが起きているのをいいことに、金村美玖をくすぐって悶絶させたりとやりたい放題。押し入れを開けると、佐々木美玲がひょっとこのお面をかぶって刀を足の指で研ぐという、寝起きの概念を覆すポーズを取っているなど、カオスな光景が続いた。

メンバーの個人企画「ひなたの自由時間」では、佐々木久美によるバレエ、宮地すみれによるバトントワリングなど、メンバーたちがアイドルになる前に本気で取り組んでいたことに再び挑戦する企画など、それぞれの熱い思いが伝わるものが多く行われた。カレーハウスCoCo壱番屋で初めてアルバイトに挑戦した河田陽菜は、アルバイト代で佐々木久美にプレゼントを渡した際、自ら涙を流し、メンバー愛を感じさせた。一方、「ワンランク上の女性を目指す」ためにマナー講師・平林都の指導を受けた山下葉留花は、終始噛み合わないやり取りで爆笑を誘い、最後には「-100点」という評価を受けてしまった。高橋未来虹によるコスプレプロデュース企画では、高橋が「進撃の巨人」のミカサ、小坂菜緒が「リコリス・リコイル」の井上たきな、小西夏菜実が「賭ケグルイ」の蛇喰夢子のコスプレを披露し、金村美玖はじめメンバーたちの即席の撮影会状態になった。アイドル好きの平尾帆夏は、上村ひなの、河田陽菜、小西夏菜実によるアイドルユニット「wisTar」をプロデュース。自作曲「恋のトレイン」の完成度の高さに、スタジオは大盛り上がりだった。個人企画の最後を飾ったのは、小坂菜緒。ほとんど初めて触れるアーチェリーで、猛特訓を経て、風船3つを一気に割るスゴ技をスタジオで成功させた。

また、北海道、鳥取、宮崎からメンバーによる生中継も実施。北海道は高橋未来虹と藤嶌果歩が担当し、北海道出身の藤嶌が、羊に囲まれて書道パフォーマンスを行ったり、札幌・大通公園で路上ライブを行ったりした。6月28日にエスコンフィールドHOKKAIDOにて行われる日ハムファイターズとソフトバンクホークスの試合で、藤嶌がファーストピッチを行うことも発表された。鳥取は、同県出身の山口陽世と平尾帆夏が担当。鳥取県庁を訪れた2人に、平井伸治知事が直接、「とっとりふるさと大使」への就任を伝えた。宮崎は松田好花と山下葉留花が担当。今回の「ひなたフェス」にまつわるさまざまな場所を訪れるとともに、松田好花が打った十割そばをお世話になっている宮崎放送のスタッフに試食してもらった。松田は今回の個人企画で初めてそば打ちに挑戦したが、あまりにも順調すぎて、中継中に2回作ることになったそうだ。

最終日の朝には、突如、「緊急告知」と題した映像が流れた。そしてメンバーたちにも知らされていない完全サプライズで、8月27日より3日間に渡って四期生だけの日本武道館3DAYS公演が行われることが発表された。実は、日向坂46の前身グループであるけやき坂46(ひらがなけやき)時代、当時の欅坂46とけやき坂46が合同で日本武道館3DAYS公演を行う予定があったものの、欅坂46がライブ中止を発表。急遽、けやき坂46が3DAYSすべてを任されることになったが、彼女たちはこの大役を見事に果たし、その後のグループの飛躍につながったという歴史がある。グループにとって伝説とも言える武道館3DAYS公演を任されることになった四期生たちは、呆然とし、涙を浮かべる者もいたが、石塚瑶季は「日向坂46を四期生がもっともっと底上げできるような存在に成長して、先輩方に一歩ずつでも追いつけるように、頑張ります」と力強く語った。

この他にも、メンバーが各軍団に分かれて好き放題をするカオスな時間や、小坂菜緒が中心となって「ストリートファイター6」や「マリオパーティ スーパースターズ」を楽しむゲーム大会、メンバーが宮崎の坂を全力で駆け上がる「全力日向坂」などの企画を配信。深夜には、日向坂46のデビューライブや、東京ドームライブなどの貴重な映像が配信された。

最後の大型企画は、ますだおかだ・岡田圭右を司会に迎えた「季節外れのひな祭バトル」。様々なお題にメンバーがフリップで答える大喜利企画などで、「バラエティ能力が異常に高い」とテレビ業界でも認められている日向坂46のメンバーが、次々と笑いを生む展開となった。エンディングでは、この46時間TV中にメンバーたちが取り組んでいた黒板アートの完成形を披露。グループのライブ定番曲「JOYFUL LOVE」をBGMに、おひさま(日向坂46のファンの愛称)のサイリウムの虹に包まれたひなたサンマリンスタジアム宮崎のイラストに、「おひさまとともに宮崎、そして未来へ」というメッセージが重ねられた。

今回の企画は、宮崎県とともに創る大型フェスティバル「ひなたフェス2024」のPRを目的としたものだが、結果的に、ファンを楽しませるために全力を傾ける日向坂46メンバーのおもてなし精神が感じられるものになった。と同時に、メンバーひとりひとりが新たな挑戦を行うことで、彼女たちの才能と可能性が見えるようなものになった。2024年後半、「ひなたフェス2024」や四期生による日本武道館3DAYSなど、大きなチャレンジを続けていく日向坂46は、ますます日本中を楽しませてくれそうだ。

※高橋の「高」ははしごだか